ピンク・フロイトのドラマーであるニック・メイソンは、ニック・メイソンズ・ソーサーフル・オブ・シークレッツと名付けられたスーパーグループを結成している。
ピンク・フロイドが1968年にリリースしたアルバム『神秘(原題: A Saucerful Of Secrets)』にちなんで名付けられたニック・メイソンズ・ソーサーフル・オブ・シークレッツは、来月にロンドンで小規模な4公演行うことを発表している。
今回のライヴはニック・メイソンにとって2012年のロンドン五輪閉会式に出演して以来のパフォーマンスとなる。ニック・メイソンはロンドン五輪の閉会式で、エド・シーラン、ジェネシスのマイク・ラザフォード、ザ・フィーリングのリチャード・ジョーンズと共にピンク・フロイドの“Wish You Were Here”を演奏している。
ニック・メイソンズ・ソーサーフル・オブ・シークレッツのツアー日程はこちらから。
Camden Dingwalls, London (May 20)
The Half Moon in Putney, London (May 21)
The Half Moon in Putney, London (May 23)
The Half Moon in Putney, London (May 24)
「これは『夜明けの口笛吹き』や『神秘』といったアルバムに収録されている、ピンク・フロイドの名高く大きな影響を与えた初期の作品が演奏されるのを体験できる唯一無二の機会となります」とバンドはプレスリリースで述べている。
5人組となるニック・メイソンズ・ソーサーフル・オブ・シークレッツにはスパンダー・バレエのゲイリー・ケンプ、ピンク・フロイドのツアー・ベーシストだったガイ・プラット、ザ・ブロックヘッズのギタリストであるリー・ハリス、音楽プロデューサーで作曲家のドム・ビーケンが参加している。
ニック・メイソンは昨年、BBCラジオ2のクリス・エヴァンスの番組でハリー・スタイルズのバンドで演奏したいと語っている。
「たまたまドライヴをしていて、ハリーのシングルを聴いたんだ。それで聴いていたら、DJがその後に『自分にはちょっとピンク・フロイドっぽいサウンドなんだよね』って言ったんだよね。それで僕も『演奏できたらな』と思ってね。僕はラジオで音楽を聴く時はある特定の方法で聴くんだけど、それはドラムとベースなんだよね。僕の信条ではバンドというのはベースとドラム、あとはたくさんの目新しいもので成立してると思うんだ。とにかく彼の曲を聴いて、次のアルバムの楽曲でドラムを叩けないか、訊いてみたいと思ったんだ」
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