ア・パーフェクト・サークルはモハメド・アリ、デヴィッド・ボウイ、キャリー・フィッシャーらの死に影響を受けた新曲が公開されている。
ア・パーフェクト・サークルは4月20日に14年ぶりとなるアルバム『イート・ジ・エレファント』をリリースすることが決定しており、同作からの新曲“So Long, and Thanks for All the Fish”がBBCで公開されている。
新曲“So Long, and Thanks for All the Fish”は下のプレイヤーの5分14秒から。
同曲についてフロントマンであるメイナード・ジェームス・キーナンは米『ローリング・ストーン』誌に次のように語っている。「象徴的だった人や有名人がこれだけ集中して他界したというのは多くの人にとってすごく思いがけない展開だったと思うんだ。前の時代にもこういうことがあったというのは分かってる。すべては思いがけなく、エクソダスだからね。でも、ソーシャル・メディアの即時性は、親しかった人が毎日亡くなっていく矢継ぎ早なリストと共に、それをより強烈なものにしているわけでね。53歳という年齢にもなってくると、それをより深刻に受け止め始めるんだよね」
アルバムからはこれまでに“The Doomed”、“Disillusioned”、“TalkTalk”が公開されている。
ア・パーフェクト・サークルのギタリストにして結成メンバーのビリー・ハワーデルは先日、来たる新作『イート・ジ・エレファント』のタイトル・トラックは、リンキン・パークの曲になる可能性があったことを明らかにしている。
ビリー・ハワーデルはドイツの「ラウト」のインタヴューで、“Eat the Elephant”についてチェスター・ベニントンからリンキン・パークのアルバムに収録することを依頼されたことを明かし、その曲を完成させることはある種のセラピーのようなものだったと述べている。
「ああいうことが起きてしまうと、誰しも総毛立って、何もできなくなるものだけどさ。僕はあの出来事をなにかの印だと思って、腰を上げて完成させたんだ。チェスターを共作者として書き始めたあの曲をね」
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