レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーによる回想録の刊行日が決定したと報じられている。
『アシッド・フォー・ザ・チルドレン(原題)』と題された著書が9月25日に刊行されると「エクスクレイム!」は報じている。
フリーが回想録に取り組んでいることは2014年に発表されていた。
グランド・セントラル・パブリッシング社がウェブサイトに掲載した説明文では次のように述べられている。「不朽のレッド・ホット・チリ・ペッパーズの結成メンバーであり、伝説的ベーシストであるフリーがついに魅力溢れる自身の人生について語ります。ロサンゼルスのストリートの少年から世界的に知られるロックスターになるまでの、どん底の底辺から目眩がするような成功が完全に描かれます」
フリーは今年2月に処方薬の危険性を警告するために過去の中毒との闘いについて明かしている。
フリーはアメリカでの処方薬の危険性にまつわる深刻さを伝えるため、『タイム』誌の「オピオイド・ダイアリーズ」という特集に寄稿している。
「俺は生まれた日から薬物乱用に取り囲まれていたんだ」と彼は綴っている。「人生におけるすべての大人が自分の問題を和らげるために自分を麻痺させていて、アルコールとドラッグは常にどこにでもあった。俺がハッパを吸い始めたのは11歳の時で、それから鼻で吸い、注射を打ち、吸って、10代と20代を通して麻薬をやり続けることになった」
しかし、腕の怪我で渡された処方薬が再び酩酊させることになったという。
「数年前、スノーボードで腕を骨折して大きな手術をしたんだ。医師は完全に元通りにしてくれて、今なおベースが弾けることには心から感謝してるんだ。でも、医師は2ヶ月分のオキシコンチンを処方したんだ。ボトルには1日4錠と書いてあった。それを飲んだら、ものすごくハイになってさ。それは肉体の痛みだけじゃなく、感情も鎮めてくれた。1日に1錠しかとらなかったんだ。でも、子供の前には出られなかったし、俺のクリエイティヴな精神は減退し、俺は塞ぎ込むことになった。1ヶ月で飲むことをやめたよ。でも、簡単に別の薬の処方を求めたことがあり得たかもしれないんだ」
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