テイラー・スウィフトは痴漢行為に対する裁判に勝利したことを受けて、「RAINN(レイプ、虐待、近親相姦のナショナル・ネットワーク)」に「多大な」寄付を行ったことが明らかになっている。
テイラー・スウィフトは、2013年にコロラド州のコンサートの前に行われたミート・アンド・グリートでラジオDJのデヴィッド・ミューラーがテイラー・スウィフトに痴漢行為をはたらいたという裁判で勝訴し、現地時間8月14日にテイラー・スウィフトには1ドル(約110円)が支払われている。
1週間にわたった裁判に勝利したあと、テイラー・スウィフトは当時「自分を弁護するための莫大な費用」を負担できる自身の特権を認識しているとして、今回の経験を「耳を傾けられるべき声をもった人々を助ける」ことに活かしていくとする声明を発表している。
「私は近い将来、性的暴行被害者の弁護を支援するいくつかの団体に寄付をするつもりです」とテイラー・スウィフトは声明に綴っている。
「RAINN」は現地時間4月5日、ツイッターで公に彼女への感謝を表明したことで、テイラー・スウィフトが支援を行った非営利団体の一つであることが明らかになっている。テイラー・スウィフトから受け取った寄付の金額は明かしていないものの、「性犯罪啓発予防月間(SAAPM)」である今月にテイラー・スウィフトから寄付を受け取ったことを明かしている。
「テイラー・スウィフト、いつも被害者と共に立ち上がってくれてありがとうございます」と「RAINN」はツイートしている。「性犯罪啓発予防月間である今週にあなたがしてくれた多大な寄付は、被害者やその愛する人たちが必要とする、そして受け取るにふさわしい支援を得られることを保証してくれるものです」
Thank you @TaylorSwift13 for always standing with survivors. Your generous donation this week during #SAAPM ensures that survivors and their loved ones get the help they need and deserve.
— RAINN (@RAINN) April 5, 2018
テイラー・スウィフトは以前にも、彼女の友人にして女優のマリシュカ・ハージティが設立した、「性的暴行を受けた人々を癒し、彼らの生活を取り戻す手助けをする」ジョイフル・ハート・ファウンデーションにも寄付を行っている。
テイラー・スウィフトが裁判に勝利した数日後、ファウンデージョンのCEOであるマイレ・ザンブトは彼女から「非常に多額の」寄付を受け取ったことを明かしている。
「テイラー・スウィフトはジョイフル・ハート・ファウンデーションのことを知ってくれていて、私たちの活動に関心をもってくれていました」とマイレ・ザンブトは米『ハフィントン・ポスト』に明かしている。
ドラマ「ロー・アンド・オーダー:性犯罪特捜班」で知られるマリシュカ・ハージティは次のように語っている。「テイラーの非常に公な形での今回の一件が、そして彼女が口を開くことにしたという決断が、他の犠牲者が口を開いて行動を起こすのを後押ししてくれるだけでなく、犠牲者に結束をもたらしてくれることを願っています」
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