パール・ジャムは、かつてU2とガンズ・アンズ・ローゼズとの共同ツアーを持ちかけられたものの、それを断っていたことが明らかになっている。
共同ツアーはガンズ・アンド・ローゼズのフロントマンであるアクセル・ローズによって1993年に提案されたもので、パール・ジャムはその2年前となる1991年にデビュー・アルバム『Ten』をリリースして大々的に成功を収めている。今回、ファン・サイト「ガンズ・アンド・ローゼズ・セントラル」によるインタヴューの中で、ガンズ・アンド・ローゼズの元マネージャーであるダグ・ゴールドスタインは当時U2はツアーに合意したものの、最終的にツアーが白紙になったことを明かしている。
「何があったかというと、アクセル(・ローズ)が僕のところへ来て、当時はパール・ジャムがブレイクした頃だったんだけどさ、ちょうど『TEN』をリリースして人気に火がついたところでね。僕らはその時、イスラエルのテルアビブで公演をやっていたんだ」とダグ・ゴールドスタインは語っている。「ある朝アクセルが僕のところへ来て、こう言ったんだ。『俺たちのスケジュールが空いてるかは関係ない。報酬もなくたって構わない。俺たちとパール・ジャム、そしてU2がトリを務めるっていう公演を1回か、もしくは数回やりたいんだ。関係者全員に電話してくれるかい?』ってね。僕は、『もちろん』と言ったよ」
3組での共同ツアーについて、当時U2のマネージャーを務めていたポール・マクギネスからは合意を得られたものの、その後、パール・ジャムのマネージャーであるケリー・カーティスからは、バンドに確認することもなく即座に断りを入れられたという。ダグ・ゴールドスタインはケリー・カーティスとの当時のやり取りについて、最終的に彼から「俺の仕事に口出しするな」と言われ、その後でダグ・ゴールドスタインが彼に「素晴らしい人生を送る」よう祈ったところで会話が終了したことを明かしている。
ダグ・ゴールドスタインのインタヴューはこちらから。
パール・ジャムは先日、ニュー・アルバムをリリースする予定であることを発表し、ファン・クラブ向けに公開されていた新曲“Can’t Deny Me”がアルバムに収録されることを明かしているほか、今夏のワールド・ツアーの日程も発表している。
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