キース・リチャーズはザ・ローリング・ストーンズとして新曲のレコーディングの計画があると明かしている。
「The Quietus」の最新のインタヴューによると、キース・リチャーズは最近、メンバー4人全員と会って、その席で4人全員が「絶対、スタジオで曲を作ろう!」と同意をしたと語っている。
「3、4日前に奴らと会って、みんな言っていたんだ。『絶対スタジオに行かなきゃな』ってね」
「どこで、いつかというのはまだ言えないが、そんなに先じゃない。ついに、またあいつらとスタジオに入れるんだ。しかも、みんなが同時にやりたがっている。あいつらにその気がないのに、無理に引っ張っていくっていうのは無理だからな。だけど、今回はやりたいっていう意思表示を受け取ったんだ。かなり希望が持てるだろ?」
ザ・ローリング・ストーンズは2005年リリースの『ア・ビガー・バン』以来もう10年以上アルバムを出していない。かなり長い時間待たせることになってしまったが、決して解散寸前だった訳ではなく「長い冬眠に入っていただけなんだ」とキース・リチャーズは説明している。
キース・リチャーズは先日 『エンタテインメント・ウィークリー』誌に、「ストーンズでスタジオに入ろうとしているところなんだ」と語り、「今年については、正直に言ってどうなるか分からない」と付け加えていた。
「(来年の)2月と3月で南アフリカの公演を終えたら、4月にはスタジオに入りたいんだ。だけど、他の連中のことも分かってるからね。やつらはツアーを終えたら、なんにもやりたくないだろうな」
キース・リチャーズは9月18日に、自身の3枚目となるソロ・アルバム『クロスアイド・ハート』をリリースする。さらに同日より、「Netflix」では彼のドキュメンタリー動画の視聴も可能となる。このドキュメンタリー作品『キース・リチャーズ:アンダー・ザ・インフルエンス』は、『バックコーラスの歌姫(ディーバ)たち』でオスカーを獲得したモーガン・ネヴィルが監督をしている。
同映画ではキース・リチャーズの過去を徹底的に追求し、また、ハイライトとして彼の23年ぶりの新しいソロ・アルバム『クロスアイド・ハート』の収録過程を取り上げている。「ストーンズが休止状態の間、スタジオに戻って曲を作りたくてしょうがなかったんだ」
「俺は自分のことは良くわかっているよ。人々はキース・リチャーズに対し、ジョイントを吸いながら、アルコールの瓶を片手に酒屋が閉まるのに文句言っているっていうイメージなんだろうけどね」と同作品のなかでザ・ローリング・ストーンズのレジェンドは、燻らしたタバコの煙の中で、こう言いながら笑っている。
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