ケンドリック・ラマー、フューチャー、ジェイ・ロック、そしてジェイムス・ブレイクが参加した、映画『ブラック・パンサー』のために制作された楽曲”King’s Dead”のミュージック・ビデオが公開されている。
”King’s Dead”はケンドリック・ラマーがエグゼクティヴ・プロデューサーを務めた映画『ブラック・パンサー』のインスパイア・アルバムに収録されている。『ブラックパンサー ザ・アルバム』と題された本作にはザ・ウィークエンド、カリード、シザなど多くのアーティストが参加している。
”King’s Dead”のミュージック・ビデオはこちらから。
映画『ブラック・パンサー』はアフリカにある架空の国「ワカンダ」を舞台とした、マーベル映画の中で初めて主演や主要キャストを黒人が務めた作品となっている。『NME』はレヴューで「これまでで最高のマーベル映画」としている。
『ブラック・パンサー』の監督のライアン・クーグラーは、本作の人種的背景を受けて一部の人々が大手批評サイト「ロッテン・トマト」で映画『ブラック・パンサー』の総合スコアを意図的に下げようとしているという噂について次のように語っている。「彼らの政治的な見解がどうであろうと、僕はオーディエンスと映画を分かち合えることを本当に楽しみにしているんだ」
映画『ブラック・パンサー』のスコアのほうは、長年にわたりチャイルディッシュ・ガンビーノのプロデューサーなどを務めてきたスウェーデン出身のルートヴィッヒ・ヨーランソンが手がけている。
映画『ブラック・パンサー』のサウンドトラックは132名にもおよぶクラシック・オーケストラと、アフリカン・パーカッショニストら、そして40名の合唱団と共にロンドンでレコーディングされている。
ルートヴィッヒ・ヨーランソンがライアン・クーグラー監督と仕事をするのはこれが初めてではなく、両者はこれまで『クリード』と『フルートベール駅で』でコラボレーションを果たしている。
ルートヴィッヒ・ヨーランソンは「ピッチフォーク」に大して本作のスコアの制作について次のように語っている。「とても壮大な映画なんだ。脚本を読んだ後にマンガを読み始めたんだけど、アフリカに行ってリサーチをする以外、これを成し遂げる方法はないと思ったんだ。僕は仕事を1ヶ月休んで、セネガルまで行ったんだよ」
映画『ブラック・パンサー』は3月1日に日本公開される。
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