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トゥールは、新作のレコーディングを見学したミュージシャンによってヴォーカル以外の新作のレコーディングを終えていることが改めて明らかになっている。

トゥールが最後にリリースしたアルバムは2006年発表の『10,000デイズ』となっていて、10年以上アルバムのリリースがない状況が続いている。先日、トゥールのギタリストであるアダム・ジョーンズはバンドの新作について「音楽は完成した」ものの「歌詞に手間取っている」と述べていた。

今回、ロサンゼルスのスタジオであるザ・ロフトで行われたトゥールのレコーディングを見学した、ベヒーモスのフロントマンであるアダム・“ネルガル”・ダルスキと、エンターテイン・ザ・ビーストのギタリストであるポール・デ・マイオがそれぞれインスタグラムにトゥールとの写真を投稿して、レコーディングの進捗状況を明かしている。

アダム・“ネルガル”・ダルスキは次のように綴っている。「今日、トゥールのリハーサルを観られたのは幸運だったよ。俺ってラッキーだろ? そう、俺はラッキーだったんだ」

「同じ空間で伝説的なバンドのパフォーマンスを観たことは素晴らしい経験になったね。招待してくれてありがとう、ジャスティン(・チャンセラー/ベーシスト)。めちゃめちゃ感化されたし、現実とは思えなかったよ!」

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I was privileged to witness @toolbandfanpage rehaersing today… lucky me u’ll say hm? Well, yes, lucky me. It was splendid experience to see this visionary band perform in the same room. THANK U Justin for invitation… it was pretty fuckin’ inspiriting and unworldly!!!

Adam Nergal Darskiさん(@nergal69)がシェアした投稿 –

また、ポール・デ・マイオは次のように綴っている。「最高の人たちとのすごい集いだったよ。彼らの長らく待望されているアルバムからのほとんどの音楽(ヴォーカルはまだ進行中)を超近くで観られたのは、本当に名誉な経験だったよ。世界はまだ準備も整っていないというのにね」

「ネルガルや(ドラマーの)モーガン・アグレンとザ・ロフトでこれを見学できたことには、感謝してもしきれない。本当に言葉もないよ……さて、これにてメシュガーとのカリフォルニア・トリップを粋に終えることにするよ」

先日、ドラマーのダニー・ケアリーもトゥールの新作について2018年にリリースされると「ラウドワイアー」のインタヴューで語っている。

「ああ、間違いないって言っとくよ。多分、計画している通りにいけば、(来年の)前半で完成するんじゃないかな。それで準備期間があって、アルバムの製造期間があって、すべてを予測することはできないけどさ。常に進行しているからね。(リリース時期については)言えないよ」

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