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マルーン5はアメリカのテレビ番組に出演して披露した2曲のパフォーマンス映像が公開されている。

マルーン5は昨年11月に通算6作目となる最新作『レッド・ピル・ブルース』をリリースしている。2CDのデラックス・エディションも発売され、こちらには2015年にマンチェスターで行われたライヴ音源が収録される。海外は6曲の音源が収録されるのに対し、日本盤は3曲多い9曲が収録されている。

「ジミー・キンメル・ライヴ」に出演したマルーン5は『レッド・ピル・ブルース』より“Wait”と“What Lovers Do”を披露している。

パフォーマンスの映像はこちらから。

マルーン5は先日、ニュー・アルバムのタイトルが反フェミニズムの運動に関連したものではないかという憶測に対して言及している。

「レッド・ピル」という言葉は、反フェミニズムの男性人権運動についてのドキュメンタリー映画『ザ・レッド・ピル』が2016年に公開されており、男性人権運動と関連する言葉とも見られている。

ギタリストのジェイムス・ヴァレンタインは、この言葉の含みをバンドは知らなかったと語っている。「男性人権運動にまつわることを僕たちは本当によく知らなかったんだ」と彼は米『ハフィントン・ポスト』に語っていて、バンド側は映画『マトリックス』の場面を指しているつもりだったと述べている。

「僕たちは『あっ、やっぱり2017年は最悪な感じだったよな』って感じでね」と彼はその言葉を別の意味で使っていると語っている。「僕たちは映画『マトリックス』のことを言ってるんだよ。赤いピルと青いピルどっちを飲むんだい? って場面をさ(注:赤いピルを飲むと主人公が仮想世界から目覚めて現実を知ることになる)。そして、世界がどんなものか現実を眺めてみると、2017年は騒々しいものと言えるっていうね」

彼はさらに次のように続けている。「男性人権運動との関連は全然知らなかったんだ。できれば、みんなが僕らの過去、つまりこれまでの僕たちのこの問題についての発言や行動から分かってほしいんだけど、バンドにいる僕らはみんな筋金入りのフェミニストなわけでさ。だから、そこに結びつけられちゃうのは最低でね。インターネットの荒らしっていうのはすべてを台無しにするわけだけどさ」

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