U2はドナルド・トランプ大統領に批判を向けた“Get Out Of Your Own Way”のミュージック・ビデオを公開している。
“Get Out Of Your Own Way”は12月にリリースされたU2にとって通算14作目となる最新作『ソングス・オブ・エクスペリエンス』に収録されている。U2は先日アルバムを引っ提げたツアー日程を発表している。
今回、アニメーションによる“Get Out Of Your Own Way”のミュージック・ビデオが公開されており、2つのシーンでドナルド・トランプ大統領に批判を向けている。
虹が画面に登場した後、クー・クラックス・クランの一団が松明を掲げて行進するシーンでは、ドナルド・トランプ大統領がホワイト・ハウスのカーテンを開けると、その一団が姿を現すというものとなっている。これはドナルド・トランプ大統領が書類にサインを入れているシーンでも繰り返される。
“Get Out Of Your Own Way”のミュージック・ビデオはこちらから。
ミュージック・ビデオを監督したブロークン・フィンガーズ・クルーはこのビデオが「現在の政治状況に言及している」と語っている。
「2017年は僕らにとって世界各地のファシストが再び思い切った主張をする自身を感じることになって、トランプ大統領や他の世界の指導者が鼓舞された年だったよね。彼らは壁や分断を生むために人々の恐怖を使ったんだ」
「この曲は個人的な手紙でありながら、グローバルの状況への明解な叫びでもあるんだ。そして、同じようにサイケデリックでポップなスタイルを政治的なイメージと組み合わせたんだよ。全編アナログで、切り絵とコマ撮りのアニメーションを使ってね」
ドナルド・トランプ大統領は昨日この1年のフェイクニュース対象を発表している。
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