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スマッシング・パンプキンズのフロントマンであるビリー・コーガンはバンド内の人間関係がその音楽に決定的な影響を与えると語っている。

ビリー・コーガンは本名のウィリアム・パトリック・コーガン名義で先日セカンド・ソロ・アルバム『オギララ』をリリースしている。アルバムはリック・ルービンがプロデュースを手掛けている。

ビリー・コーガンは現地時間12月22日にNBCの『ラスト・コール・ウィズ・カーソン・デイリー』に出演し、バンドのオリジナル・ラインナップでの再結成についてメタリカの映画『メタリカ:真実の瞬間』を引き合いに出して語っている。

「僕は個々の関係性こそがスマッシング・パンプキンズの強みだってことに最終的に気が付いたんだ。個々の関係性に亀裂が入ってしまえば、そこから音楽面もバラバラになっていってしまうんだよ」

彼は次のように続けている。「バンドが再び音楽的な面で機能していくことについて興味を持ってくれてる人に言っておくとさ、個々の関係性がそれぞれにとって完全と言えるようなものにならない限りは、バンドが機能することはないんだよ」

「メタリカが映画『メタリカ:真実の瞬間』の中で指摘していたように、バンドにはこういう脆さが存在するんだよね。一緒に成長してきた奴らが一緒に歳を重ねていくことについて学ばなければならないんだよ。25歳で、ビールを飲んで、ヘヴィ・メタルを演奏していた時には予測もしていなかったやり方でね」

ビリー・コーガンはまた、新作の『オギララ』ではこれまでのアルバムのようにキャラクターを作らず、自身の「本当の声」で歌っていると明かしている。

「これは、俺が16歳くらいの頃にコーラス隊で歌ってた時の歌声なんだ」とビリー・コーガンは語っている。「何が言いたいかっていうと、これは言い訳とかじゃなくて、スマッシング・パンプキンズのサウンドを知ってる人には分かるだろうけど、ギターの壁に囲まれてるような音の攻撃の中に、歌声を入れ込む方法を見つけないといけないんだよ。フィットする方法を探すんだ。ジェット機の騒音に対して歌うのは簡単なことじゃないんだよ」

インタヴューの映像はこちらから。

ビリー・コーガンは先日、約1時間に及ぶスタジオ・ライヴ映像を公開している。

「ニース・ザ・ダーケスト・イヴ」と題されたこの動画ではそのソロ作『オギララ』からの楽曲が披露されている。

パフォーマンスの映像はこちらから。

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