アンダーワールドはホームレスについて取り組んだショート・ドキュメンタリー・フィルムが公開されている。
アンダーワールドは今年7月に開催されたマンチェスター・インターナショナル・フェスティバルで「マンチェスター・ストリート・ポエム」というインスタレーションを制作しており、公開された映像はその制作過程を追ったものとなっている。
「マンチェスター・ストリート・ポエム」はマンチェスターでホームレスとして過ごした経験を持つ人々からのストーリーをベースにカール・ハイドが紡ぎ出した言葉の数々とペインティング、そして、マンチェスターの街で集められたサウンドを使用したリック・スミスによる音楽演出で構成されている。
カール・ハイドはこの作品について次のように語っている。「マンチェスター・ストリート・ポエムの出発点は、ホームレスという言葉で括られ、社会から無視されてしまいがちな人々の声を聞くというものだった。『自分たちの市民に、“彼らと私たち”なんて考えはない。 “私たち”だけだ』というのが我々を導いてくれた信念だった」
ショート・ドキュメンタリー・フィルムはこちらから。
アンダーワールドは最新アルバム『バーバラ・バーバラ・ ウィ・フェイス・ア・シャイニング・フューチャー』をリリースした2016年に、カール・ハイドによるペインティング作品とリック・スミスによるサウンド演出からなるアートインスタレーション「TOKYO STREET POEM」の展示を日本で行っている。
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