ブラジルのフェスティバルでステージが崩壊してDJが亡くなることに

Photo: Still

ブラジルのフェスティバルで激しい暴風のためにステージが崩壊して、その時にパフォーマンスを行っていたDJが亡くなっている。

ブラジルのエステイオで開催されていたアトモスフィアEDMフェスティバルは激しい悪天候に見舞われ、観客が撮影した映像には強風によってステージの骨組みが崩壊する様子が記録されている。

観客が撮影した映像はこちらから。

Fuertísima escena del derrumbe de un escenario en el festival Atmosphere de Brasil a causa de fuertes vientos. Murió el artista brasileño, DJ Kaleb, en ello. Descanse en paz :( pic.twitter.com/bckeqY3aH5

— Trino Treviño (@trinodj) December 17, 2017

The stage structure at Atmosphere Festival, which began on Saturday, collapsed after powerful winds hit part of Rio Grande do Sul this afternoon. This is a developing story.

Video: MetSul Meteorologia pic.twitter.com/cMzUBwu8bH

— EDM.com (@TheEDMNetwork) December 17, 2017

『ガウショZH』紙によれば、30歳のDJであるカレブ・フレイタスがこの時にパフォーマンスを行っており、ステージの鉄片が当たって、病院で死亡を宣告されたという。他にも様々な怪我を追った人々への治療が行われている。

「「私たちは常に参加者の安全を大切なものと考えており、地元当局が要求する全ての手続きと報告に従っています」とフェスティバル側は声明で述べている。「私たちは友人であるアーティストを失いました。私たちの最優先事項は負傷者やその御家族を支援していくことです」

2012年にはレディオヘッドのドラム・クルーであるスコット・ジョンソンがトロントでの公演を前にステージが崩壊したために亡くなっている。ドンカスター出身の33歳だった彼はキーンを初めとした多くのツアー・アーティストと仕事をしてきていた。この事故で他に3人がケガをしている。

今年9月に彼についての裁判が中断されたことを受けて、サポート・アクトを務める予定だったカリブーは「（ステージが崩壊した時にその裏にいた人間として、そして1時間後にはステージに上がる予定だった人間として）これは完全に戯言だよ」と述べており、トム・ヨークは「まったく言葉が見つからないよ」とツイートしている。