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ノエル・ギャラガーは「アルバム3枚分」もの曲がたまっていると語り、頓挫した古い音源に再び取り組む余裕はないと明かしている。

ノエル・ギャラガーは『ロック・セラー』誌の新たなインタヴューで、機会があればまた取り掛かるかもしれない頓挫したプロジェクトが2つあるとして、オアシス時代、最終的に2005年作の『ドント・ビリーヴ・ザ・トゥルース』に繋がることになったデス・イン・ヴェガスのプロデュースによるアルバムと、2011年にセカンド・ソロ・アルバムとして予告されていたものの実現しなかったアモルファス・アンドロジナスとのサイケデリック・アルバムを挙げている。

「もしかしたらいつの日か腰を据えてその音源を聴いてみるかもしれない、『ビー・ヒア・ナウ』のアウトテイクでやったみたいにさ。違ったふうに聞こえるかもしれないからね」

しかし、ノエル・ギャラガーは実際にはかつての音源に取り組むことはないと考えているという。

「でも、今ここに座っていて、君に話していると、こう思い返すんだ、『いや、もう材料は余りに余ってるんだった』ってね。俺の人生の多くがそれに費やされてきたわけで、今やめちゃくちゃ曲があるんだよ。レコーディングできる材料がアルバム何枚分も揃ってるんだ。というのもデヴィッド・ホルムスに会った時、俺は少なくとも1枚、あるいは1枚半になるかもしれないくらいには書いていたんだよ。だからすぐ使える材料が今やアルバム3枚分あるっていうね。俺は毎日曲を書いているわけだからさ」

「もし次のアルバムもデヴィッドと作ったら、すでに書き上げている曲はさらに後まで待たなきゃならないだろうね」と彼は続けている。「言ってること分かる? だからスタジオで作業している時に、昔の材料に再び取り組むなんてあるのかっていうね」

なお、ノエル・ギャラガーは大規模なツアーに乗り出す予定で、ツアーは2月よりアメリカからスタートすることとなっている。

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