スウェードは、来年始めにニュー・アルバム『ナイト・ソーツ』をリリースすることが明らかになっている。
彼らの通算7作目のスタジオ・アルバムとなる最新作は、2016年1月22日に発売が予定されている。フル・ストリング・セクションも取り入れられている同アルバムは、バンドの長年の協力者であるエド・ビューラーがプロデュースし、ロンドンとブリュッセルでレコーディングを行ったという。
アルバムのトラックリストは以下の通り。
‘When You Are Young’
‘Outsiders’
‘No Tomorrow’
‘Pale Snow’
‘I Don’t Know How To Reach You’
‘What I’m Trying To Tell You’
‘Tightrope’
‘Learning To Be’
‘Like Kids’
‘I Can’t Give Her What She Wants’
‘When You Were Young’
‘The Fur & The Feathers’
ニュー・アルバムのティーザー映像はこちらから。
また、このアルバムはNMEのフォトグラファーでもあるロジャー・サージェントによる長編の特別映像が付属する。アルバムと映像は、どちらも11月13日、14日にロンドンのラウンドハウスで初公開される予定となっているが、その際にはアルバム曲を演奏するバンドの後ろに映像が映し出されるのだという。
今回のプロジェクトについてロジャー・サージェントは次のように述べている。「スウェードとは長年の付き合いの中で何度か一緒に仕事をしてきたんだ。93年にはグラストンベリーの彼らのステージにこっそり上がって『NME』の写真を撮ったこともあったかな……。最近では、前作のアルバムの写真撮影について直接依頼を受けていたんだ」
「今回のフィルム・プロジェクトのためのアイデアを出すように頼まれたんだけど、彼らが僕に何を求めているのか、期待されていることが全然わからなかったんだよね。それで可能な限り自意識を排除して作ってみるようにしたんだ。今回のアルバムでは人生や死、愛、苦悩や絶望など数多くの身近なテーマが扱われているんだよ。これらのテーマが映像とともに広がっていくんだけど、それが人間の精神的な部分にどのような影響を与えていくのか掘り下げてみたんだ。この映画のストーリーを書き始めた数日後に自分の母親が亡くなってしまったこともあるんだけど、自分の中ではいろんな理由でこの作品と心が共鳴してるんだ。映像は、人気のない夜の海岸で1人の男が溺れている場面から始まるんだけど、こういった出来事の数々は、人生の闘いの中でそこに至るまでの彼の精神を表しているんだよ」
映像作品の予告編はこちらから。
2月にテキサス州オースティンで開催されたNMEアウォーズ2015で「ゴッドライク・ジーニアス・アウォード」を受賞した際に、ブレット・アンダーソンはバンドの栄光について次のように語っている。「再結成する前は、僕らは少しレーダーの外にいたと思うんだ。そして、戻ってきて、僕らがどれだけ素晴らしいか、みんなに思い出させることができたと思うんだよ。アーティスティックな面でスウェードについて真の再評価があったと思うんだ」
「『ブラッドスポーツ』で、これまででも最高の作品を完成させようとやってきたんだ。10年もアルバムを作ってこなかったから復帰作を作るのは大変だったよ。だって、自分を再発明することはできないからね。自分たちがやってきたことで何が一番ベストだったかを見つめなきゃならなかったし、それを集結させなきゃならなかったんだ。でも、素晴らしい音楽を僕らはまだ作ることができるという立場を表明できたと思うんだよ」
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