ノエル・ギャラガーは新たなインタヴューのなかでカニエ・ウェストに賛辞を送り、カニエ・ウェストとコラボレーションを行うことを熱望しているが、それに弟のリアム・ギャラガーは言及して、「セレブリティに懇願する」のは「浅はか」だとしている。
ノエル・ギャラガーは新作に収録される“Fort Knox”がカニエ・ウェストの“Power”に影響を受けたことを明かしており、カニエ・ウェストの『ザ・ライフ・オブ・パブロ』に収録されている“Fade”を気に入っているとも語っている。
「ノイジー」によるフェイスブックでの実況インタヴーを受けたノエル・ギャラガーは、カニエ・ウエストがいかにして“Fort Knox”にインスピレーションを与えたかについて次のように明かしている。「プロデューサーのデヴィッド(・ホルムス)に言われたんだ。『それなら、カニエが後でラップを入れるっていうことにして曲を作ってみよう』ってね。カニエが来てくれることはなかったんだけどさ」
「もし俺がメジャー・レーベルにいたとしたら、誰かが実現させてくれたんだろうけどさ」と、ノエル・ギャラガーはカニエ・ウエストとのコラボレーションの可能性について語っている。「かなり大掛かりなことになっていただろうね。けど、俺はレコード契約とかをせずに自分でやってるわけでさ。俺はどうすればいいんだ? どうやってカニエの電話番号を手に入れればいいんだよ?」
「でも、カニエ、もし君がこれを観ていて、ちょっとラップしてもいいって言うなら大歓迎だよ」とノエル・ギャラガーは続けている。
「あいつのことは気に入ってるんだ。あいつは男として魅力的だし、一人の男として彼のファンなんだよ」とノエル・ギャラガーはさらに語っている。「イギリスではカニエももう少し頑張った方が良さそうだけどな。あいつのインタヴューはなかなか信じがたいからね。俺のインタヴューとほぼ同じくらい最高だしさ。彼は素晴らしいよ。いい曲はとにかくいいからね。彼のいい曲は本当に素晴らしいんだ」
インタヴュー映像はこちらから(カニエ・ウエストについては経過時間18分のあたりから)。
リアム・ギャラガーはツイッターでノエルのコメントに反応を示しており、次のようにツイートしている。「もう止めてくれ。セレブリティを懇願するなんて手に負えないからさ。浅はかだよな」
Please stop this I can't handle all the celebrity begging it's beyond vulgar
— Liam Gallagher (@liamgallagher) November 17, 2017
同じインタヴューの中でノエル・ギャラガーはEU離脱についても言及しており、「正当な投票だからね。片をつけて、前に進んでいくしかないんだ」としている。イギリス独立党の元党首であるナイジェル・ファラージはこの発言に反応を示し、ノエル・ギャラガーのことを「友」と呼んでいる。
ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズは11月22日に日本先行でサード・アルバム『フー・ビルト・ザ・ムーン?』をリリースする。
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