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ノエル・ギャラガーは、先日リアム・ギャラガーのライヴでツイートに応じてジャガイモの皮を剥いたファンの一件を受けて、弟のリアム・ギャラガーを「臆病なライオン」に喩えている。

この応酬は、ノエル・ギャラガーがBBCの音楽番組「ジュールズ倶楽部」にハサミを演奏するメンバーを伴って出演したことが発端となっている。リアム・ギャラガーは、自身のライヴでジャガイモの皮を観客に剥かせてノエルのことをからかっており、イタズラ好きのファンに感謝の意を表して、「お前は俺の友人であり、マジですげえサイケデリックでさえあったよ。なんてな。パーカーの猿の王様より」とツイートしている。

ノエル・ギャラガーは先週末、南米のラジオ・インタヴューに応じており、自身もイタズラについて更なる計画を考えているかを訊かれて、その機会を利用して弟を皮肉っている。

「考えさせてくれ、何か思いつきそうだから」とノエル・ギャラガーは応じている。「わかんないけど、生きている動物とかかな? えっと、俺の弟に敬意を表して言うとさ、臆病なライオンがいるわけだよ? あの『オズの魔法使い』の奴のね。ライオンのくせして弱虫なんだ。ローラースケートなんかに乗っててさ」

ノエル・ギャラガーは先日、ハサミの演奏者について次のように語っている。「彼女はフランス人で、控えめに言ってもエキセントリックだよな。俺は彼女に『タンバリンは演奏できるかい?』って言ったんだ。彼女は『タンバリンを演奏できない』って言ってね。それで『じゃあ、シェイカーは?』と訊いたんだ。そしたら『いえ。でもハサミはできます』って言ってね。彼女がそれを持ってきたんだよ。俺はベーシストを見てね、『これがこれまでででも最高のことじゃないっていうなら教えてくれ』って感じでさ。フランス人女性がケープを着てハサミを演奏するんだぜ? これ以上のことはないだろ?」

「ペッカムの人間なら知的に考えざるにはいられないだろ」と彼は続けている。「否応なく知的に捉えてしまうよな」

ノエル・ギャラガーは次のように続けている。「まあ、俺は自分のやってることを分かってるからね。よくなかったら、ケープを着てハサミを演奏する女性とアリーナでライヴをやろうとは思ってないよ。バカじゃないからな」

インタヴューの別の部分ではノエル・ギャラガーはリアム・ギャラガーのソロ作を「アデルがバケツに叫んでる」みたいだと評し、「ソングライター軍団」を非難している。

ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズの新作『フー・ビルト・ザ・ムーン?』は11月22日に日本先行発売される。

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