ブラン・ニューのフロントマンであるジェシー・レイシーは未成年に性的不品行をはたらいたとして告発されたことに見解を述べている。
ブラン・ニューは今年8月に通算5作目となるアルバム『サイエンス・フィクション』をリリースしてシーンに復帰を果たしている。アルバムは2009年発表の『デイジー』以来となる作品で、ブラン・ニューは2018年末をもってバンドを解散させることを計画している。
ジェシー・レイシーは女性によるフェイスブックへの投稿で性的告発を受けており、彼は「ヌード写真をせがみ、それは自分が15歳で彼が24歳の時から始まった」としている。さらに告発によれば、ジェシー・レイシーは「巧みに私を操って、特定のポーズや設定や衣装を要求し、私が提供しなければらない唯一のものが自身の性であるとしてきた」という。
「彼は自分のしていることがマズいことだと分かっていたから、19歳まで私に触れなかったのです」と彼女は続けている。「私ももっと分かっていたらと思いますが、心理的に私の求めるものが彼の許可であるように私をメチャクチャにしたのです」
女性はジェシー・レイシーが「スカイプで彼がマスターベーションをするのを見させられた」とし、そうした行為のスクリーンショットの写真は「私が公開したいと考えたら、地下にあるコンピューターの中に入っている」と述べている。
これを受けてジェシー・レイシーは現地時間11月11日にフェイスブックに文章を寄せ、「直近の出来事と公になったことに言及したい」としている。
「私の過去の行為が多くの人々に苦痛と傷害を与えてしまったことに、全面的に謝罪したいと思います」と彼は述べている。「私は決して自己弁護もしませんし、自身を許すこともありません。私は過去において自分勝手で、ナルシストで、無神経であり、私の過ちのせいで重荷を背負わなければならなかった人々が複数います」
「私が原因で傷つけてしまったことに謝罪します。そして信頼と許しを得られるように正しい行いができることを願っています」
また若い頃に「セックスに依存し、中毒となる関係性を発展させてきた」とし、「人々を傷つけて、虐待し、欺き、騙した」と述べている。
「私の立場や、地位や、バンドのメンバーであるということが、人々の私に対する目や、私とのやり取りでのアプローチの仕方にどう影響するのか無視したことを、私は申し訳なく思います。そして、女性を敬意を払い、支持し、相応しい誠実さと、その権利を鑑みる余裕を持ち合わせていなかったことも申し訳なく思っています」
「私はあらゆる人の平等と自主性を信じています。しかし、私の人生においては私はそうした理想の擁護者というよりも弊害をもたらす存在であったのです」
投稿はこちらから。
https://www.facebook.com/BrandNew/posts/10155923794753023
ブラン・ニューのロンドンとグラスゴー公演で前座を務める予定だったマーサはこの告発を受けて出演を取りやめており、「常に犠牲者を支持します」とツイートしている。
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