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プッシー・ライオットはニューヨークのトランプ・タワーで抗議活動を行う自身の映像を公開している。

プッシー・ライオットはウクライナ人の映像作家のオレグ・センツォフと環境保護活動家のアレキサンダー・コルチェンコの釈放を求めて抗議活動を行っている。

映像はプッシー・ライオットのマリア・アリョーヒナとその他、識別不能なメンバーによって中二階から幕を降ろすものとなっていて、幕には「センツォフの解放を」と書かれている。

「私たちが投獄されていた時、世界各地のたくさんの活動家が私たちを支持するために目出し帽を被って、ストリートに出てくれたニュースを聞いた時のことを覚えています」と映像のキャプションには綴られている。

「あれは私たちが一人じゃないと理解した瞬間でした。しかし、塀の外に出ても、多くの政治犯が獄中でみなさんの支援を待っていることを忘れるべきではないと思います。私たちはたくさんみなさんからの手紙や笑顔や声をいただいています」

公開された映像はこちらから。

プッシー・ライオットは続けて次のように説明している。「政治犯への関心を集めるようとトランプ・タワーを選挙するためにやってきました。政治犯と彼らの保護はみなさんが注目されている性差別的なデタラメ以上に重要だと私たちは考えています」

プッシー・ライオットは以前、ドナルド・トランプ大統領について「危険な道化師」と述べている。

プッシー・ライオットのマリア・アリョーヒナとオルガ・ボリソヴァは今年8月、ウクライナ人の映像作家のオレグ・センツォフの投獄に抗議したため、ヤクーツクで拘束されている。

オレグ・センツォフは現在、ロシアが2014年にウクライナの領土を併合した後、クリミアでのテロ行為を計画した罪で有罪判決を受け、20年間の刑期を務めている。彼は自分が犯していないと語る罪の自白を強要され、拷問を受けたと主張している。

プッシー・ライオットのマリア・アリョーヒナ、ナジェージダ・トロコンニコワ、エカチェリーナ・サムツェヴィッチは2012年2月にモスクワの教会でプーチン大統領への抗議のパフォーマンスを行ったことで逮捕されている。エカチェリーナ・サムツェヴィッチは2ヶ月で釈放されたが、マリア・アリョーヒナとナジェージダ・トロコンニコワは1年以上にわたって勾留され、2013年12月に釈放されている。

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