ALYSON BLANCHARD/NME

Photo: ALYSON BLANCHARD/NME

アイアン・メイデンは新たなライヴ・アルバムの詳細を発表している。

『ザ・ブック・オブ・ソウルズ:ライヴ・チャプター(原題)』と題された本作には最新作『魂の書~ザ・ブック・オブ・ソウルズ~』のワールド・ツアーのライヴ音源が収録される。

11月17日にリリースされる本作は15曲が収録され、それぞれ別の都市の公演でレコーディングされたものとなるという。なお、アルバムのタイトル曲“The Book of Souls”と“Blood Brothers”は両者ともに2016年のダウンロード・フェスティバルの音源となっている。東京公演からは“The Red and the Black”が収録される。

『ザ・ブック・オブ・ソウルズ:ライヴ・チャプター』はフィジカルでは2CD、デラックス2CD、3枚組アナログ盤でリリースされ、フォトブックが付属する。ライヴ映像はこれらを購入すると無料でストリーミングやダウンロードできるようになる。

ベーシストのスティーヴ・ハリスは今回のリリースについて次のように語っている。「本作のために私たちは多大な時間を費やしてきました。というのも、アイアン・メイデンのライヴ体験にできる限り近づけ、世界各地のファンを体現するものにしたかったのです。そのため、すべての公演の音源を文字通り何時間も何時間も聴き続けて音源を選び、アルバム全体が一貫したものになるようにサウンドを調整し、ドニントンやヴァッケンのようないつものお気に入りの場所に加えて、エルサルヴァドルのような初めての国での熱狂も収録したものになったのです」

リリース発表を受けて“Speed of Light”のライヴ映像も公開されている。

アルバムのトラックリストは以下の通り。

If Eternity Should Fail – Sydney, Australia
Speed of Light – Cape Town, South Africa
Wrathchild – Dublin, Ireland
Children of the Damned – Montreal, Canada
Death or Glory – Wroclaw, Poland
The Red and the Black – Tokyo, Japan
The Trooper – San Salvador, El Salvador
Powerslave – Trieste, Italy
The Great Unknown – Newcastle, UK
The Book of Souls – Donington, UK
Fear of the Dark – Fortaleza, Brazil
Iron Maiden – Buenos Aires, Argentina
Number of the Beast – Wacken, Germany
Blood Brothers – Donington, UK
Wasted Years – Rio de Janeiro, Brazil

先日、アイアン・メイデンは『魂の書~ザ・ブック・オブ・ソウルズ~』のワールド・ツアーが最後のツアーになるのではないかという噂を否定している。

ギタリストであるデイヴ・マーレイは次のように語っている。「今のツアーの後も止まるつもりはないよ。決して今回が最後ではないんだ。今のツアーを終えようとしているけど、すごく楽しかったんだよね。その後は少し休みをとって、来年はいくつかサプライズがあるはずだよ。好きなことをやってる時っていうのは、いつだってファンタスティックだけれど、やっぱりキッズの反応を見ると、すごく力をもらえるんだ。みんな新しい曲も古い曲もシンガロングしてくれるからね」

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