リアム・ギャラガーはツイッターが自身のキャリアを「潰す」可能性があると語っている。
兄のノエルへの批判をはじめ、ツイッターへの発言で知られるリアム・ギャラガーだが、『テレグラフ』紙のインタヴューで自身のツイートについて「素晴らしい」と評している。
しかし、その上で次のように続けている。「毎週末、俺がツイートしたり、インタヴューで話す度に俺のキャリアを潰す可能性もあるわけでさ。でも、そういうものだよな。みんなはちょっと正直なものを求めているんだよ。政治家の連中とか、ロックンロール・スターには、みんなうんざりしているんだ。1分間で1つのことしか言わなくて、次のことを何も言わないっていうね」
「俺の悪癖は喋ることなんだ」と彼は語っている。「喋りすぎるんだ。でも、俺は自分の声の響きが好きなんだ」
ツイッターでの論争を続ける理由について尋ねられると、リアム・ギャラガーは「俺はまだムカついてるんだ」と語っている。「俺は絶対に落ち着きたくなんかないし、全部解決したなんて考えてるような連中になりたくないんだよ。やんなきゃならない、たくさんの仕事があるし、他の連中みたいになりたくないだろ。例えば、うちの奴なんか、すげえ自惚れている感じなわけでさ」
「衝動」を理由にあげて、リアム・ギャラガーは次のように説明している。「すごく褒められている時っていうのは罠にハマるのも簡単なわけでね。俺は自分がどれだけ素晴らしいかは分かってる。そして、どんだけダメかについてもね。他の連中といったら、自分がどれだけ素晴らしいかは知ってるけどさ、そうじゃないってことも分かったほうがいいよな」
ノエルとの「わだかまり」をそのままにしておくべきかどうかを訊かれて、彼は次のように答えている。「そのままにはしたくないよ。そうしたら何があるっていうんだ? 俺は単にあいつに喧嘩をふっかけるのが好きなんだよ。あいつには好きにさせないけどな。イヤだからな。あいつをダウンさせてやるよ。ノエルは俺が店じまいをして、あいつが自分のことをできる穏やかな生活が訪れることを望んでいるんだろうけどな。そうはならないよ」
「あのクソ野郎について喋るために来たんじゃないけどな。あいつはもう十分だろ」と彼は続けている。「でも、はっきりさせておくと、俺はあいつを嫌いじゃないんだ。あいつは穏やかな生活を4年も送ってきて、俺は今回自分のことをやるのに戻ってきた。俺のせいで、あいつがリングに戻ってくるのはより大変になるだろうね」
「ノエル・ギャラガーに謝らなきゃいけないことは何もないね。バンドを解散させた張本人なわけでね。あいつは俺が脅威で、あいつを脅かすことを分かっているんだよ。なのに、デタラメばかりでさ。みんな、本当のことを分かってるんだよ。あいつは自分のことをやりたいんだろうし、それは構わないけど、でも、人を裏切って踏み台にしちゃダメだよな」
リアム・ギャラガーはソロ・デビュー・アルバム『アズ・ユー・ワー』を10月6日にリリースする予定となっている。
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