メタリカのフロントマンであるジェイムズ・ヘットフィールドは、現地時間9月4日に開催されたオランダのコンサートで危うく大怪我を負いかねない事態となっている。
アムステルダムのジッゴ・ドームで開催されたコンサートでバンドが“Now That We’re Dead”を演奏していた際、ジェイムズ・ヘットフィールドはステップを踏み誤ったようで、ステージ上の小さな穴に落下してしまったという。すぐに数人のクルーが駆けつけて彼を救け、元通りステージに立ち上がっているが、その間、ベーシストのロバート・トゥルージロやギタリストのカーク・ハメットは明らかに心配そうな表情で事態を見守っているように見える。ジェイムズ・ヘットフィールドは運び上げられて立ち戻った後、演奏を続けているものの、明らかに痛そうに顔をしかめている。
当日の“Now That We’re Dead”のライヴ映像はこちらから(問題の場面は4分10秒あたりから)。
フー・ファイターズは一昨年フロントマンのデイヴ・グロールがスウェーデンのヨーテボリの公演でステージから落下したことを受けて、グラストンベリー・フェスティバルのヘッドライナーなど一連の公演をキャンセルしている。
メタリカは1986年に発表した通算3作目のアルバム『メタル・マスター(原題:Master of Puppets)』の再発盤が日本盤でも11月17日にリリースされることが決定している。
今回の再発ではCD、LP、3CD、ボックスセットの4形態がリリースされるが、このうち日本盤化されるのは3CDとボックスセットの2形態で、ボックスセットには10枚のCD、3枚のLP、1本のカセット、2枚のDVD、108ページのハードカバー本、歌詞シート、バッジ、リトグラフが収められ、DVDには1986年11月17日に行われた愛知勤労会館の公演や「ミュージック・トマト・ワールド」のインタヴューも収録される。
3CDのバージョンにはオリジナル・アルバムのリマスター音源に加え、ラフ・ミックスやデモ、バンドのインタヴューを収録したディスク2、当時のダメージ・インク・ツアーの典型的なセットリストの順でライヴ音源を収録したディスク3が付属する。
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