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ソウル II ソウルの元リード・シンガーであるメリッサ・ベルが享年53歳で亡くなった。

メリッサ・ベルはグラミー賞も受賞したソウル II ソウルの活動で最も知られ、1993年にグループに加入している。彼女がソウル II ソウルでレコーディングした楽曲には1993発表の“Wish”や1995年発表の“Be A Man”などがあり、1995年にソロ・キャリアを追求するためソウル II ソウルを離れている。後年、彼女はソウル・エクスプロージョンのリード・シンガーも務めている。

メリッサ・ベルの娘であるアレクサンドラ・バークは現地時間8月29日にソーシャル・メディアで母親の訃報を発表している。

「Xファクター」の優勝者であるアレクサンドラ・バークは追悼の意を表明し、次のように綴っている。

「重く悲しい心境と共に遺族は我々の美しく、おかしく、愛している母親のメリッサ・ベルが亡くなったことをみなさんにお伝えします。

我々の美しい母親は2017年8月28日月曜日に翼を得て、この日は我々の人生を永遠に変えてしまうことになりました。我々はその人生を通した彼女の無条件の愛とサポート、カリスマ、強さ、勇気を忘れません。彼女のことを母親と呼ぶことは絶えず誇りに思い、感謝の念を持っています。

困難な時期なのでプライバシーへの御配慮いただけるとありがたいです」

そして、彼女は次のように続けている。「母親は常に私の最大の支援者であり、私がしっかりとやっていると伝えると大喜びしてくれました。いつも彼女の夢は私がいつかショウに参加することで、彼女がそれを実現させたいことを私も知っていました」

https://twitter.com/alexandramusic/status/902557517057855489

メリッサ・ベルは長くにわたって健康に問題を抱えており、アレクサンドラ・バークが「Xファクター」に参加していた2008年には腎不全を患っている。

2015年にはメリッサ・ベルとアレクサンドラ・バークは『ガーディアン』紙の合同インタヴューを受けて、お互いのキャリアが支えとなってきたことを説明している。

「シンガーとしての私のキャリアが彼女に私以上に素晴らしいことをやるための熱意を与えることになったの。彼女にも子供が生まれたら、きっとさらにそうなると思うわ」とメリッサ・ベルは語っている。

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