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テイラー・スウィフトは彼女の友人にして女優のマリシュカ・ハージティが設立したジョイフル・ハート・ファウンデーションに「非常に多額の」寄付を行ったという。

テイラー・スウィフトは、2013年にコロラド州のコンサートの前に行われたミート・アンド・グリートでラジオDJのデヴィッド・ミューラーがテイラー・スウィフトに痴漢行為をはたらいたという裁判で勝訴し、現地時間8月14日にテイラー・スウィフトには1ドル(約110円)が支払われている。

判決後、テイラー・スウィフトは彼女の弁護士と裁判長のウィリアム・マルティネスに感謝を述べる声明を発表しており、性的暴行被害者のための慈善団体に寄付をすることを明かしている。

「私は生活や社会において、そしてこのような裁判で自分を弁護するための莫大な費用を負担できる能力において、自身が享受している特権について認識しています」とテイラー・スウィフトは声明で述べている。「私の望みは、耳を傾けられるべき声をもった人々を助けることです。そのため、私は近い将来、性的暴行被害者の弁護を支援するいくつかの団体に寄付をするつもりです」

「性的暴行を受けた人々を癒し、彼らの生活を取り戻す手助けをする」ジョイフル・ハート・ファウンデーションのCEOであるマイレ・ザンブトは、彼らがすでにテイラー・スウィフトから寄付を受け取ったことを米『ハフィントン・ポスト』に明かしている。

「テイラー・スウィフトはジョイフル・ハート・ファウンデーションのことを知ってくれていて、私たちの活動に関心をもってくれていました」とマイレ・ザンブトは語っている。「彼女のチームは私に連絡を取ってきて、彼女の関わり方について多くの話をしました。今回の裁判の最初から、彼女は性的暴行から逃れた人々に貢献したいと考えていたのです」

マイレ・ザンブトはテイラー・スウィフトの寄付の正確な額を明かすことを拒否している一方で、彼女の寄付が「性的暴行を根絶する活動のための非常に多額の財政支援」であることを明かしている。

ドラマ「ロー・アンド・オーダー:性犯罪特捜班」で知られるマリシュカ・ハージティはテイラー・スウィフトの長年の友人であり、彼女の寄付の功績を讃えており、その寄付はジョイフル・ハート・ファウンデーションが実行できる取り組みへの大きな支援となるとしている。

「テイラーの非常に公な形での今回の一件が、そして彼女が口を開くことにしたという決断が、他の犠牲者が口を開いて行動を起こすのを後押ししてくれるだけでなく、犠牲者に結束をもたらしてくれることを願っています」とマリシュカ・ハージティは語っている。「私はこうした問題への彼女の献身と専心に敬服しており、彼女のジョイフル・ハート・ファウンデーションへの支援に深く感謝しています」

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