グリーン・デイはバンドに21年間、連れ添ったマネージャーであるパット・マグナレラと袂を分かつことになったという。
パット・マグナレラは、グリーン・デイのブレイク作『ドゥーキー』のリリースから2年後の1996年に、バンドのマネージメントを務めている。
グリーン・デイは、クラッシュ・ミュージックのジョナサン・ダニエルと契約を結ぶと報道されている。クラッシュ・ミュージックは、シーアやフォール・アウト・ボーイ、ロードといったアーティストのマネージメントを手掛けている。
パット・マグナレラはバンドのマネージャーだけでなく、ミュージカル『アメリカン・イディオット』のプロデューサーも務めており、ビリー・ジョー・アームストロングの自主レーベルであるアデライン・レコーズの運営も行っている。
パット・マグナレラからこの交代について正式なコメントはまだ出されていない。
一方で、ビリー・ジョー・アームストロングは、白人至上主義者の集会とそれに抗議する人々の衝突によって起きたシャーロッツヴィルの襲撃を非難している。
ビリー・ジョー・アームストロングはフェイスブックを通して今回の事件について次のように綴っている。「シャーロッツヴィルで起きたことについては怒りを通り越している感じなんだ。悲しく、絶望的になるよ。ショックなんだ。俺はなによりも人種差別主義が嫌いだよ」
「音楽と社会的公正は俺にとってずっと密接に関係してきたんだ。もし『時代が変わる』ことがなければ、俺たちもここにはいなかったはずだ……同意しない人もいるだろうね。グリーン・デイが抱いてきたスピリットというのは常に抑圧を克服することについてのものなんだ。そして、自分の信じたものを支持し、それを大声で歌うことについてのものなんだ」と彼は続け、デッド・ケネディーズの有名な曲名で投稿を締めくくっている。「Nazi punks fuck off(消え失せろ、ナチパンク)」
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