グリーン・デイのフロントマンであるビリー・ジョー・アームストロングは、白人至上主義者の集会とそれに抗議する人々の衝突によって起きたシャーロッツヴィルの襲撃を非難している。
集会は右翼ブロガーのジェイソン・ケスラーによって主催されたもので、これはシャーロッツヴィルにあるロバート・E・リー将軍の銅像を撤去するのに抗議するものだった。
現地時間8月12日の午前11時頃、同都市では非常事態宣言が出され、シャーロッツヴィルのエマンシペーション・パークでは不法集会の解散が指示されている。
暴力や催涙弾の使用がツイッターでも報じられるなか、1台の車が抗議する人々に突入する事態となった。
車を運転していたのはジェイムス・アレックス・フィールズ・ジュニアという男性で、「ユナイト・ザ・ライト」と題された集会に抗議していた32歳の法律事務所職員、ヘザー・ヘイヤーを轢き殺した罪で逮捕されている。
ビリー・ジョー・アームストロングはフェイスブックを通して今回の事件について次のように綴っている。「シャーロッツヴィルで起きたことについては怒りを通り越している感じなんだ。悲しく、絶望的になるよ。ショックなんだ。俺はなによりも人種差別主義が嫌いだよ」
「音楽と社会的公正は俺にとってずっと密接に関係してきたんだ。もし『時代が変わる』ことがなければ、俺たちもここにはいなかったはずだ……同意しない人もいるだろうね。グリーン・デイが抱いてきたスピリットというのは常に抑圧を克服することについてのものなんだ。そして、自分の信じたものを支持し、それを大声で歌うことについてのものなんだ」と彼は続け、デッド・ケネディーズの有名な曲名で投稿を締めくくっている。「Nazi punks fuck off(消え失せろ、ナチパンク)」
グリーン・デイによる投稿はこちらから。
https://www.facebook.com/GreenDay/posts/10155646918554521:0
シャーロッツヴィルの事件に意見を表明しているのはビリー・ジョー・アームストロングだけではなく、俳優のセス・ローゲンやジョン・レジェンド、マーク・ロンソンらも自身の考えを表明している。
ガービッジは次のようにツイートしている。「ヴァージニア州シャーロッツヴィルで起きたことは非難すべきものです。ヘイトを撲滅することを望んでいるすべての人を支持します」
ジョン・レジェンドは次のように述べている。「ホワイト・ハウスにはナチを支持し、白人によるナショナリズムを表明している人々がいるんだ。彼らも糾弾しよう。そんな人は税金による金を受け取るべきじゃない」
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