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エミネムは、新作コメディ映画『ボディード(原題)』のプロデューサーとして映画業界に復帰する予定だという。この映画は、ラップ・バトル・シーンについての物議をかもす論文を書く大学生を描いたものになっている。

この映画は現在、編集段階に入っているが、エミネムが音楽ディレクターのジョセフ・カーンと共に制作に携わっていることが分かっている。

『ボディード』は今年のトロント国際映画祭の公式上映作品になっており、今年秋に公開される予定になっている。音楽サイト「ヒップ・ホップDX」によれば、映画は社会でのヒップホップの地位、なかでもラップ・バトルの地位をめぐる人種関係やモラル・パニックの問題について描いたものとなっているという。

ジョセフ・カーンは、自身のキャリアにおいてドクター・ドレー、U2、レディー・ガガ、ミッシー・エリオットのなどミュージック・ビデオの監督を務めてきたが、『ボディード』は彼が手掛ける初の長編映画となる。

『ボディード』のトレイラー映像はこちらから。

先日、エミネムとドクター・ドレーは、アメリカのテレビ局「HBO」のドキュメンタリー・シリーズ「ディファレント・ワンズ」の中で、彼らが最初に会った時のことを振り返っている他、エミネムのソロ・シングル“My Name Is”以後のレコーディングの裏話について語っている。

エミネムはこのドキュメンタリーの中で、ドクター・ドレーに初めて会った時、スターに心奪われていたことを思い返している。「俺はドレーをこんな感じで眺めてたんだよ。『おい、ずっとあんたをテレビで見てきたよ。俺にとってあんたは人生の中で最大の影響を与えた人間のひとりだ』って感じでね」

また、ドキュメンタリーでドクター・ドレーは、二人がどのように“My Name Is”を共作したか振り返っており、ドクター・ドレーのホーム・スタジオでの二人の様子を撮影したアーカイヴ映像も公開されている。ドクター・ドレーは、このシングルがスタジオに入って最初の数分の間に形になり始めたことを明かしている。

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