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N.W.A.は、かつてガンズ・アンド・ローゼズと一緒にツアーを行う計画があったことを明かしている。

N.W.A.とガンズ・アンド・ローゼズはお互いのファンだったとのことで、1990年代にジョイント・ツアーを行う寸前まで話が進んでいたという。

N.W.A.のDJイェラは米『ローリング・ストーン』誌に次のように語っている。「俺たちは、ガンズ・アンド・ローゼズと一緒に何本かライヴをやる予定だったんだけど、マネージャーが強欲な野郎でさ」とDJ・イェラは明かしている。「主催者側は俺たちに10分につき2万5,000ドル払うって言ってくれてたんだけど、俺たちのマネージメントが5万ドルを要求してさ。それで話は流れたんだ。俺たちはガンズ・アンド・ローゼズとライヴをやる可能性があったんだよ」

当時のマネージャーであったジェリー・ヘラーは以前、米『ローリング・ストーン』誌に対してガンズ・アンド・ローゼズとの公演の具体的なオファーは記憶にないものの、彼らにはそれ程の値打ちがあると見込んで5万ドル以上を要求した「かもしれない」と語っている。

MCレンは以下のように続けている。「昔、彼らとつるんでた時期があってね。イングルウッドのフォーラムで彼らのライヴがあった時、ライヴの前と後で一緒につるんでたんだ。アクセル(・ローズ)はN.W.A.のファンだって聞いたよ」

「3日間は頭が痛かったのを覚えてるよ。あの時の音楽はすげえデカくてね」とDJイェラは語っている。

「彼らはマジでクールだったね」とMCレンも振り返っている。「バックステージの楽屋でアクセルと話した時、彼がラップしだしたのを覚えているよ。どんな感じだったかは覚えてないけど、ライムを使いこなしてたんだ」

https://twitter.com/JessGreenberg9/status/875877966307315712

ガンズ・アンド・ローゼズは先月、24年ぶりとなるクラシック・ラインナップでのイギリス公演として、ロンドンのクイーン・エリザベス・オリンピック・パークで大規模な2公演を行っている。

ガンズ・アンド・ローゼズは現行のツアーでバンドのクラシックな楽曲の数々を演奏しているほか、ピンク・フロイドやボブ・ディラン、ザ・フーらのカヴァーも披露している。また、ガンズ・アンド・ローゼズは先日、亡くなったクリス・コーネルへの追悼としてサウンドガーデンの“Black Hole Sun”をセットリストに加えている。

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