クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジが8月25日に通算7作目となるニュー・アルバム『ヴィランズ』を世界同時発売することを発表している。
ここ数日の間に公式サイトのデザインが一新され、一昨日にはフロントマンのジョシュ・オムが、嘘発見器にかけられながら、新作に関する質問に答えていくというユニークな動画が公開され、アルバムのプロデューサーがマーク・ロンソンであることも明らかになっていた。
今回の発表に際してバンドの公式サイトでは新曲“The Way You Used To Do”が公開されている。
4年振りとなる本作には、マーク・ロンソンの他、共同プロデューサーに、長年のパートナーでグラミー賞プロデューサーのマーク・ランキン、そしてレコーディング・エンジニアには、〈Creation Records〉全盛期のマイ・ブラッディ・ヴァレンタイン、ライド、スワーヴドライヴァーらの作品に関わり、アークティック・モンキーズやフー・ファイターズも手がけるアラン・モウルダーを迎えている。
新作についてのジョシュ・オムのコメントは以下の通り。「最も重要だったのは『今、俺たちはどう聴こえてるんだ?』ってことを常に問いかけ、その答えを見つけながら、自分たちのサウンドを再定義することだった。最高のファースト・アルバムが作れないヤツは、そこで辞めるべきだ。だが最高のアルバムを一枚作って、その後も作品を出し続けられたとして、サウンドが進化していかないのなら、そんなものは最初のサウンドのパロディーでしかないのさ」
マーク・ロンソンは次のように語っている。「クイーンズは、2000年の夏にサンセットのタワーレコーズで『R指定』を買って以来、今でもずっと俺の大好きなロックンロール・バンドさ。アルバムの制作中、『今、俺は憧れのヒーロー達が、クイーンズ史上最高傑作の一つを作ってるのを目撃してるんだ』って確信した瞬間がいくつもあった。そして、その一部になれるなんて、夢の中にいるような気分だったよ。最高にヘヴィーで、ダークで、素晴らしい夢の中にね」
マーク・ランキンは更に次のように語っている。「『ライク・クロックワーク』での挑戦を乗り越えた後に、また再びスタジオに戻り、新作のための新たなサウンドを追求することにチャレンジできて興奮したよ。特に今回は、ロンソンが制作に関わるっていたからね。俺たちは、オーガニックで、すべてが生演奏であることにこだわりながら、現代的な手法でプロダクションを進化させたかった。ベールを脱いだら、エレクトロニック・サウンドだと思ってた音が生音だったり、聴くたびに表情が変わってくようにね。俺たちが作り上げたのは、先進的でありながら、間違いなくクイーンズの音なんだ」
国内盤(スリーヴケース付)には歌詞対訳と解説書が封入され、スペシャル・フォーマットとして数量限定のオリジナルTシャツ付セットの販売も決定している。なお、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジは、フジロック初日のホワイト・ステージに登場することも発表されている。
リリースの詳細は以下の通り。
label: Matador / Beat Records
artist: Queens of the Stone Age
title: Villains
クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ『ヴィランズ』
cat no.: OLE11822
release date: 2017/08/25 FRI ON SALE
国内盤CD(スリーヴケース付):解説書/歌詞対訳封入
スペシャル・フォーマット:オリジナルTシャツ付きセット(S/M/L/XL)
01. Feet Don’t Fail Me
02. The Way You Used To Do
03. Domesticated Animals
04. Fortress
05. Head Like A Haunted House
06. Un-Reborn Again
07. Hideaway
08. The Evil Has Landed
09. Villains Of Circumstance
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