ナイン・インチ・ネイルズは新たなEPをまもなくリリースすることを発表している。
トレント・レズナー率いるナイン・インチ・ネイルズは昨年12月にEP『ノット・ジ・アクチュアル・イベンツ』をリリースしている。今回、バンドは同作を第1弾とした3部作のうち第2弾となるEPを今夏リリースするという。
バンドからファンに贈られたEメールのなかで「トップ・シークレットとなるナイン・インチ・ネイルズの新EP」について、今夏の最初のライヴより前にリリースされることを明かしている。ナイン・インチ・ネイルズは今夏のライヴを7月23日にロサンゼルスのFYFフェストから始める予定となっており、EPはこれより前にリリースされる見込みだという。3部作の最後となる作品はそれから「6〜8ヶ月後」に続く形になるという。
ナイン・インチ・ネイルズは現時点での最新のフル・アルバム『ヘジテイション・マークス』を2013年にリリースしている。
先日、トレント・レズナーは、クリス・コーネルのソロ・アルバムについて公に批判したことを後悔していたことを明かしている。クリス・コーネルは、ヒップホップの先駆的プロデューサーであるティンバランドとコラボレーションを行ったアルバム『スクリーム』を2009年にリリースしている。トレント・レズナーは当時、『スクリーム』のリリースから間もなくして以下のようにツイートしている。「誰かが恥をかいて、自分まですごく気まずくなるのことってあるわけだけど、クリス・コーネルのアルバムは聴いたかな? 参ったね」
自身が当時アルバムに抱いていた感想について、トレント・レズナーは米『ローリング・ストーン』誌で振り返っている。「クリスがああいうアルバムを作ってるのを見て、俺は衝撃だったね。『クリスはあれ以上だよ。俺たちの世代における10人の偉大なヴォーカリストの1人なのに』って思ったんだ」しかし、トレント・レズナーはツイート後に「すぐに後悔」したことを明かし、クリス・コーネルにツイートを謝罪するメールを送ったことを明かしている。
「クリスは本当にクールで、とても寛大だったんだ。『過去のことだからどうでもいいよ。前に進もうぜ』って。(2014年にナイン・インチ・ネイルズとサウンドガーデンが共同ヘッドライナーを務めた)あのツアーで会ったクリスは本当に穏やかなジェントルマンだったよ」
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