Photo: Dean Chalkley / NME
リアム・ギャラガーは今週マンチェスターで行われるアリアナ・グランデによる追悼コンサートでオアシスが再結成するのではないかという噂に答え、再結成の可能性をめぐる憶測について言及している。
2009年のオアシス解散以降、ギャラガー兄弟の仲は緊張状態が続いている。しかし、先日リアム・ギャラガーはノエルの50歳の誕生日を祝福している。これを受けて、現地時間5月30日のマンチェスターにあるO2リッツで行われたリアム・ギャラガーのデヴュー・ソロ・ライヴに先駆けて、リアムとノエルの再結成の噂が持ち上がっていた。しかし、それが実現しなかったのを受けて現地時間6月4日に先日のマンチェスターで起きたテロ事件を受けて開催される追悼コンサートでバンドが再結成するのではないかという噂が広まっている。
現地時間5月31日にBBCラジオ1でソロ・デビュー・シングル“Wall Of Glass”を初公開したリアム・ギャラガーだが、後者の噂について訊かれ次のように答えている。「そうは思わないね。というか、俺はやってもいいけどさ。（あの日は）俺はどこかでライヴの予定があったはずだよ。ドイツでやるんじゃなかったかな。だからもう予定があるんだけど、俺はすごくやりたかったね」
実際、リアム・ギャラガーはドイツのフェスティバル「ロック・イム・パルク」と「ロック・アム・リング」で公演を行う予定となっている。
ノエルに向けた誕生日のお祝いのメッセージについてはリアム・ギャラガーは次のように説明している。「そうだな、まあ、わかるだろ、あいつも年取ってきてるよな。俺の言いたいことわかるだろ」
和解が果たされる可能性があるかどうかについて、リアム・ギャラガーは次のように続けている。「いや、ないだろうね。みんな俺があいつを大好きだってことは分かってるさ……奴は話してこないし、俺たちは互いに話さないけどね。いつか話すよ。それってすごい悲しいけど、乗り越えるさ……母親にとっては良くないに決まってるとは思うわけでね……もしオアシスが再結成するとしたら……そうなればそうなる。そうならないなら、ならないってことだね。多くの人はこう言うよね。『いや、過去として置いておきな。あの時はすごかったんだ』ってね。まあ、俺たちがよりを戻せば、それは実現するよ。危なっかしいライヴもないだろうし、間違いないけどさ。だから、俺たちには終わってない仕事があるけど、どうなるか見てみるよ。その間は俺たちはちょっとしたことを2人ともソロでやってるわけでね」
自身の子供たちが同様の兄弟バンドを結成するとしたら、どのようなアドバイスをするかについてリアムは次のように語っている。「外に出て楽しめよってことだね。兄と一緒のバンドにいるなんて世界でも最高のライヴになるからさ。成功するかどうかにかかわらずね」
彼は次のように続けている。「金は半々に分けないといけないけどな。俺たちみたいにはできないかもしれないけどね。（一人が）2千万ポンドの家に住んでもう一人が1千万ポンドの家に住むなんてのは俺たちは嫌だったからな」
“Wall Of Glass”のミュージック・ビデオはこちらから。
リアム・ギャラガーは今夏のサマーソニックとソニックマニアに出演するため、来日することが決定している。
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