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ノエル・ギャラガーは「Xファクター」が音楽業界を「堕落させた」という非難を巡ってサイモン・コーウェルを弁護している。

ノエル・ギャラガーは「アブソリュート・ラジオ」で、あのオーディション番組がどれほど音楽を「変えたか」について語っている。「サイモン・コーウェルがみんなの人生を台無しにしたことについての話は絶えずあるわけだけどさ」

ノエル・ギャラガーは次のように続けている。「誰もあの音楽を買うように強制されてないわけでね。それにザ・ヴァーヴとかオアシスとか、そういうものがないからなんだよ。ブリットポップみたいなものもないわけでね。それはサイモン・コーウェルのせいだよな」

「『Xファクター』なんて音楽とはまったく関係ないテレビ番組って感じだよね。『Xファクター』から出て来たものはどれ一つ、音楽とは関係ないんだ。ハリー・スタイルズがどっかの部屋で曲を書いてるなんて言わないでくれよ。たくさんの17歳の女子たちに囲まれて、ケツの穴から吸うコカインを手にする楽しみがあるのにね」

インタヴューの他の部分では、ノエルはハリー・スタイルズのソロの楽曲について自身の見解を示し、「うちの猫でも10分ぐらいで書ける」と語っている

2011年にノエル・ギャラガーは音楽業界にはサイモン・コーウェルのような人がもっと必要だと述べており、次のように語っている。「クレイジーに聞こえるかもしれないけど、もし音楽ビジネス業界に彼のような人がもっと多くいればより良い場所になるだろうね。というのは、彼が正直だからさ。彼は自分ではないものを装ってない。家に帰って『ホワイト・アルバム』を聴いてるなんて言わないしね。もし音楽ビジネス業界にいるみんなが、自分の意図に関して正直なら物事を整理できるだろうけど、全部ごまかしだよな」

弟のリアム・ギャラガーは現地時間5月30日にマンチェスターのO2リッツでソロ・デビュー・ライヴを行い、元オアシスのギタリストであるボーンヘッドも出演する形で新曲やオアシスの楽曲を披露している。

また、リアム・ギャラガーはソロ・デビュー・シングル“Wall Of Glass”のミュージック・ビデオを公開している。

“Wall Of Glass”のミュージック・ビデオはこちらから。

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