現地時間5月19日にロック・オン・ザ・レンジ・フェスティバルに出演したバンドたちは、クリス・コーネルの訃報を受けて追悼の意を表明している。
サウンドガーデンやオーディオスレイヴのフロントマンとして活動してきたクリス・コーネルは現地時間5月18日にデトロイトで亡くなっている。サウンドガーデンはロック・オン・ザ・レンジ・フェスティバルの初日のヘッドライナーを務める予定となっていた。
オハイオ州コロンバスで開催されたロック・オン・ザ・レンジ・フェスティバルは、開催前に今回のフェスティバルをクリス・コーネルを讃えるものとすることを発表している。ブッシュのギャヴィン・ロスデイルはサウンドガーデンの“Black Hole Sun”をカヴァーしたほか、ライヴはオーディオ・スレイヴの“I Am The Highway”をカヴァーしている。
また、ストーン・サワーのコリィ・テイラーはテンプル・オブ・ザ・ドッグの“Hunger Strike”を披露している。
観客が撮影したパフォーマンスの映像はこちらから。
クリス・コーネルはその死について首を吊って自殺したと検視官が発表している。しかし、遺族はその死について処方薬が影響した可能性について言及している。
クリス・コーネルの訃報を受けてジミー・ペイジやエルトン・ジョン、エアロスミスのジョー・ペリーらが追悼の意を表明している。レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロもオーディオスレイヴでバンドメイトであったクリス・コーネルに追悼の意を表明している。
「愛してるよ、ブラザー。君との友情に、君のユーモアに、君の知性に、そして君の唯一無比の才能に感謝するよ。友人として、バンド・メンバーとして君と知り合えたことは光栄だった。親愛なる友人である君が亡くなって打ちひしがれているし、深く悲しんでいる。けれど、君の抑えのきかないロックの力、繊細で記憶に残るメロディー、そして君の笑顔についての思い出は僕らにとって永遠のものだ。君の美しい歌声と美しい君自身については常に僕の心のなかにある。君と遺族に神の御加護を」
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