ボン・ジョヴィは「最低の歌い方」しかできないとしてライヴを早々に切り上げている。
現地時間4月5日にピッツバーグのPPGペインツ・アリーナでライヴを行ったボン・ジョヴィは2時間30分のパフォーマンスを行う予定となっていた。
しかし、『ピッツバーグ・ポスト・ガゼット』紙によれば、ライヴは1時間30分で終了したという。「今夜は最低の歌い方しかできないんだ。申し訳ないね」とジョン・ボン・ジョヴィは観客に語ったと報じられている。「でも、俺はやり続けるし、みんなが我慢してくれるなら、俺も耐え抜いてみせるよ」
バンド・メンバーのフィル・Xもライヴのなかでヴォーカルに協力したが、ライヴを早く切り上げることは免れなかったという。バンドはステージを降りる前の最後の曲として“Livin’ On A Prayer”を演奏したという。
米『ビルボード』誌によれば、ここ数日にわたってジョン・ボン・ジョヴィは風邪をひいていたとのことで、ボン・ジョヴィの担当者は次のようなコメントを発表している。
「ライヴは1時間30分で締めくくられることになりました。ジョン・ボン・ジョヴィは風邪が悪化したと説明しています。彼が風邪をひいていたことは広く報じられていました。病気にもかかわらず、彼は全力を尽くしたのです」
ボン・ジョヴィは現地時間4月7日・8日に予定されていたニューヨークのマディソン・スクウェア・ガーデンの公演をキャンセルしている。
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