WWEのレスラーであるバロン・コービンはスリップノットのコリィ・テイラーとの友人関係について明かしている。
バロン・コービンは「チーム・ロック」に対して「俺たちの中では共にライバルなんだよ」と語っている。「彼のことを老けたなってからかったりね。俺はオズフェストでスリップノットを観て育ったわけだからさ。あとは、どっちがよりアリーナのチケットを売ることができるか言い争ったりね。俺と彼にとって大事なライバル関係なんだ」
2016年にコリィ・テイラーとバロン・コービンはカリフォルニア州サクラメント開催されたNXTアフターショック・フェスティバルでケンカを繰り広げたことが話題となっている。その時の模様はこちらから。
この時の反響についてバロン・コービンは次のように語っている。「あんなに広まることになるとは思わなかったよ。俺はロック・バンドのライブに行って育ったからさ、ロックンロールの歌詞というのはプロレスととても近いものがあると思ってるんだ。プロレスというのは試合に行って、それに参加して、いろんな感情を感じることのできる機会なんだよ。怒りからフラストレーション、悲しみから痛みまでね。それはすべて音楽でも感じることのできるものだよね」
彼は次のように続けている。「お客さんでもクロスオーヴァーが起こったら、信じられないほど素晴らしいよね。二つの産業が出会うとして、コリィは一方で最も大きな存在の一人だからね。そして、俺たち側の最大のスーパースターの一人とあんなことが起こって、堂々と俺にビンタを食らわしたわけだからね。最高だよね! そして、もしかしたらプロレスを観ていない人や、あの手の音楽を聴かない人の注目をいくつか集めたことができたかもしれないからね。それは両方にとっていいことだよね」
先日、スリップノットのコリィ・テイラーは、アンスラックスのギタリストであるスコット・イアンがパーソナリティを務めるラジオの新番組「ネヴァー・ミート・ゆあ・ヒーローズ」の初回放送にゲスト出演し、アルコール依存症との自身の闘いについて語っている。
コリィ・テイラーはスリップノットの成功が自身のエゴを加速させ、破壊的な道に進んでしまったと明かしている。「頭の中でとてつもなくデカい戦争が起こっていて、そのせいで酒が欲しくなった。俺は10代の頃にヤクをやめたからそれは問題じゃなかったんだけど、今度はアル中やクソみたいな問題をたくさん抱えることになった。アルコールは(俺が抱えていた)最も大きな問題だったよ」
「俺はアルコールがないと、ステージに立てないと自分に思い込ませるようになっちまった。『ゲン担ぎだ』とね。中毒者が言う戯言だよ」
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