ポール・マッカートニーは最新インタヴューで、死後にどのように人々に記憶されるかについてはあまり興味がないと語っている。
ポール・マッカートニーは先週3月24日にアーカイヴ・コレクションの第10弾として『フラワーズ・イン・ザ・ダート』をリリースしている。これを受けてポール・マッカートニーはBBCラジオ6の取材を受けており、マット・エヴェリットから「自身が死後にどのように人々の記憶に残るかについて考えることはあるか」との質問を受けている。
それを受けてポール・マッカートニーは次のように語っている。「考えないようにしているだけで、みんな気にしているんだろうね。でも、実を言うと、そういうことに僕は興味がなくてね。ジョン(・レノン)がかつて言っていたことを思い出すよ。『人はどういう風に僕を思い出してくれるだろう。いい風に思い出してくれるかな?』って言っていたんだ。僕はこう言ってジョンを安心させてあげたんだ。『聞いて。君はそういう風に思い出してもらえるはずだよ。たくさんの素晴らしいことを君は成し遂げたじゃないか』ってね。でも、おかしいよね。そういう心配をジョンがしているなんてちっとも思わなかいだろ。でも、人は心配になってしまうものなんだろうね。幸運にも、僕には関係ないけどね。僕はもうそこにはいないわけだし」
ポール・マッカートニーは同じインタヴューの中で、現地時間3月18日に亡くなったチャック・ベリーに追悼の意を表明している。
ポール・マッカートニーはチャック・ベリーについて以下のように語っている。「チャックとは共作したことはないんだけどね。会ったことはあるんだ。彼の地元であるセント・ルイスで僕らがライヴをやった時に来てくれたことがあるんだよ。バックステージまで来てくれてね。彼に会うことができて、どれだけファンだったか伝えることができて、素晴らしかったよ」
「ザ・ビートルズ以前のリバプールにいた時、僕らは未来への夢とともにギターを練習している少年でさ、その時に突然“Sweet Little Sixteen”を聴いたんだ。それまであんなものは聴いたことがなかった。それで“Johnny B. Goode”が出て、彼の素晴らしい楽曲がいろいろ聴いたんだ。“Maybellene”とかね。こうした曲はどれも車とティーンエイジャーとロックンロールについてのもので、ものすごく興奮したんだ」
ポール・マッカートニーは4月に来日公演を行うことが発表されている。
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