ヴァンパイア・ウィークエンドのエズラ・クーニグが、バンドの通算4作目となるスタジオ・アルバムについて、インスタグラム上で楽曲のタイトルやその他の情報を明らかにしている。
「毎日、ヴァンパイア・ウィークエンドの次の新作についてのコメントや質問をもらっているよ」と、エズラ・クーニグは綴っている。「言うまでもなく、僕たちは時間をかけなきゃいけないし、手抜きをせずにきちんとやり遂げなきゃいけないわけだけど、ファンもいくつかの情報を知って然るべきだよね。前作から随分経ったように感じられるのはわかる。だけど、時間は……奇妙なものだよ。これまでの出来事を振り返ろう」
「2013年に『モダン・ヴァンパイアズ・オブ・ザ・シティ』がリリースされた。2014年はまだツアーのプロモーションの最中だった。2015年はメンタル・ヘルスのための年であり(アルバムを3枚も世に出すというのは骨が折れるんだ)、もうすぐ発表されるイカしたプロジェクトをやっていた。2016年は4枚目のアルバムを書いていたのと、卒業生たちとリサーチするのに多くの日を図書館で過ごした。2017年はレコーディングをやっていて、出来る限り早く終わらせようとしている。あとは自分を偽ることなく、伝えられることは何だろう?」
さらに彼は次のように続けている。「うーんと、前作に較べると、春時も含めてもう少し時間がかかるだろうね。ギターは死んでないよ。(現在のところ、)“Conversation”と“Flower Moon”という曲があるんだ。“Flower Moon”は完成させるのが難しい曲でね。でも、アルバムに入ると思うよ。アルバムのワーキング・タイトルは『三菱マキアート』で、というのも、力になってくれるコンセプトなんだ」
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エズラ・クーニグは最後に、次のように文章を締めくくっている。「たぶんここらへんでやめておくべきだね。これらの情報はすべて変更される可能性があるし、いずれにせよ、これ以上伝えられる有益なことはないからね」
昨年11月、ヴァンパイア・ウィークエンドはコロンビア・レコーズと新たに契約する見込みだという情報とともに、2017年の半ばに新作をリリースする見込みであることが報じられている。バンド・メンバーのクリス・トムソンは先日、ソロ・プロジェクトのダムズ・オブ・ザ・ウェストのデビュー・アルバム『ヤンギッシュ・アメリカン』をリリースしている。
さらに先日、ダーティー・プロジェクターズのデイヴ・ロングストレスは『ニューヨーク・タイムズ』紙のインタヴューで、カニエ・ウェストやポール・マッカートニー、そしてエズラ・クーニグが参加した楽曲が他にもあることを明かしている。
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