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現地時間3月22日にロンドンの国会議事堂そばにあるウェストミンスター橋付近でテロ事件が起きたのを受けて、音楽界からも結束を呼びかける声が寄せられている。

「カープール・カラオケ」で知られるジェームズ・コーデンは米『ザ・レイト・ナイト・ショー』においてロンドン市民に向けた力強いメッセージを送っている。リリー・アレン、フランク・ターナー、デュラン・デュランなど多くのミュージシャンもロンドンのテロ事件を受けてメッセージを投稿している。

今回のテロ事件では、5名の死亡ならびに40名の負傷が確認されている。襲撃者は警察官のキース・パーマーを刺殺したのちに、警備員によって射殺されている。

番組の中でジェームズ・コーデンはロンドン市民への共感を示している。「今日、私の地元であるロンドン・ウェストミンスターでテロ攻撃がありました。我々がこの映像を収録している今も攻撃の動機は明らかになっていません。現段階で明らかになっているのは、人々が命を落とし、大勢の人々が負傷させられたということだけです」

彼は次のように続けている。「この番組の制作には多くのイギリス人が携わっているため、この番組を視聴してくださるイギリス人が数多くいることを知っています。この事件の影響を受けたすべての人々とともに我々の気持ちはあります。今日ニュースを見て、家からすごく遠い場所にいると感じさせられました。このような事件が地元が起きると、遠くにいて良かったという安心感を感じることはありません。愛する人たちのもとへ行き、隣で支えたいと感じるのです」

さらに彼はこう続けている。「ロンドンは多種多様で誇りのある素晴らしい都市です。そしてこのテロ攻撃がロンドン市民を分裂させることを意図して行われたものであるならば、私自身、このような事件は人々を分裂させるどころかより一層結束させるということを知っています。今晩、私たちの心はロンドンにいるすべての人々と共にあります。どうか皆さんご無事でいてください」

ジェームズ・コーデンによるスピーチの動画はこちらから。

音楽界やエンタテインメント界からの追悼の声は以下の通り。

「ロンドン、愛しています」

https://twitter.com/katyperry/status/844663369978167296

「アメリカから愛を込めて」

「ロンドンは世界で最も素晴らしく、最もオープンな年だ。今、地元にいないのが寂しいよ」

「この忌々しい事件に巻き込まれたロンドン警視庁とNHS職員に愛を込めて。真の勇気を」

「もし襲撃者の動機が人々を恐れさせることにあるなら、テロ事件と呼ぶことで満足させないようにしよう。ロンドンは恐れなんかしない。ただ嫌悪感を抱いてるだけだ」

「とんでもなくみっともない臆病者のバカによる襲撃だ。こっちの方がよっぽど事実に近い良い響きだね」

「今朝、ロサンゼルスからロンドンのことを思っていました。みんな、どうかご無事で!」

https://twitter.com/Caradelevingne/status/844678062419726338

「ロンドンに祈りを」

「僕らはロンドンと共にある」

「議事堂内とウェストミンスター橋にいたすべての人々と結束を。思いはみなさんと共にあります」

「ロンドンで影響を受けたすべての人々のために祈っています」

「ロンドンにいるすべての人々に愛を」

イヤーズ&イヤーズのオリー・アレクサンダーやバスティルのダン・スミスも結束を呼びかけるロンドン市長のサディク・カーンの投稿をシェアしている。

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