モリッシーはザ・スミスが1986年に発表した“Unloveable”の歌詞「I wear black on the outside/’Cause black is how I feel on the inside(外見では黒を着る/黒は内面で感じているものだから)」をプリントしたTシャツを販売している。
モリッシーのオフィシャル・ファン・サイト「トゥルー・トゥ・ユー」によれば、このTシャツは来たる北米ツアーで販売されるという。
Tシャツには公民権運動家にして作家の今は亡きジェイムズ・ボールドウィンの写真が使われており、ジェイムズ・ボールドウィンの肩の部分にモリッシーの名前が印刷されている。
一部のツイッター・ユーザーはこのTシャツのデザインを批判しており、あるユーザーは「モリッシーが好きじゃなくなってきた」とツイートし、別のユーザーは「モリッシーは問題ありだね。ここには何もないね」とツイートしている。
一方、モリッシーは公開が予定されている伝記映画が新たなタイトルとなったことが明らかになっている。
映画はイアン・カーティスの伝記映画『コントロール』でプロデューサーを務めたオリアン・ウィリアムズがプロデューサーを担当している。
映画はモリッシーの許諾を得たものではないが、オリアン・ウィリアムズの最新インタヴューによれば、映画は『イングランド・イズ・マイン』と題したものになるという。元々はモリッシーのファースト・ネームである「スティーヴン」が予定されていた。
モリッシーのファン・サイトによれば、『イングランド・イズ・マイン』というタイトルはザ・スミスの“Still Ill”から取られているという。
「シリウスXM」で放送されたこのインタヴューでオリアン・ウィリアムズは、映画がモリッシーがジョニー・マーに出会ったところで物語が終わることを明かしている。映画は主にモリッシーの幼少期を描いたものとなり、「疎外された子供時代を乗り越えて、現在のカルト・スターになるまで」の物語になるとしている。
映画にはBBCで放送された「戦争と平和」で知られるジャック・ロウデンが出演するほか、「ダウントン・アビー」に出演のジェシカ・ブラウン・フィンドレイがリンダー・スターリングを演じると報じられている。
現時点で映画『イングランド・イズ・マイン』の公開日は明らかにされていない。
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