チャンス・ザ・ラッパーは最新のインタヴュー内で自身の抱える不安神経症との葛藤について語っている。
シカゴ出身のチャンス・ザ・ラッパーは最新の『コンプレックス』誌で表紙を飾っている。それに伴って公開されたビデオ・インタヴューで、彼は自身の抱える不安神経症や、メンタル・ヘルスの話題をよりオープンにしていくことについて語っている。
「不安神経症こそ、俺が今まさに直面しているものなんだ。今回、初めて経験しているお題目と言えるなんだよ」とチャンス・ザ・ラッパーはインタヴューの中で語っている。
「長い間にわたって、こういうことって話題に上らなかったわけでね。俺が子どもの頃、誰かがそれについて話してたっていう記憶がないからね。俺は自分の人生のそういう面をより理解しようとし始めてるんだ」
彼は次のように続けている。「薬は怖いところもあるからね。自身による治療に関しては歓迎だよ。俺はクサとか吸ってチルアウトするのは好きだからね。でも、今は短期間にあまりにもいろいろなステージを経験してしまったからさ。高校に通ってるような気分だよ。新しい薬を試す気にはなれないんだよね。それが処方されたものだとしてもさ。今は落ち着いてきてるしね」
チャンス・ザ・ラッパーはまた近しい友人が亡くなった際に「PTSDになりかけた」ことを明かしながらも、次のように語っている。「自分が経験したことのせいでつまづきたくないって自分を納得させたんだ。俺は神も信じているしね」
チャンス・ザ・ラッパーによるビデオ・インタヴューはこちらから。
インタヴューではまた、チャンス・ザ・ラッパーは次のアルバムはストリーミングだけでなく販売の形をとる可能性にも言及している。「実際、今度のアルバムは販売の形をとるかもね。非常に大きなステップとなるアルバムだからね。それにチャートイン出来ないのはウンザリだからね」
さらにカニエ・ウェストについては次のように語っている。「カニエはいろんな意味でコメディアンみたいな人なんだ。痛々しいほど面白いことも書けるし、痛々しいほどの真実も書けるからね」
グラミー賞での成功については「本当に本当に重要なことだよ。天国へ続く道のりのチェックポイントに過ぎないけどね」と述べている。
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