ザ・KLFはこの夏にリバプールで謎のイベントを行うことを予告している。
ザ・KLFは先日、音楽への復帰を示唆するメッセージと共にドキュメンタリー映像がオンラインで公開されたが、再結成を否定している。
「昔の映像なんかを使った新たな映像が編集されて、VimeoやYouTubeに公開されているのを知ったよ」とザ・KLFのビル・ドラモンドはその際、声明で述べている。「でも、私たちとは何の関係もないんだ」
「ザ・KLFについての二つのドキュメンタリーが制作されていることは把握している。しかし、これはどちらも私たちとは何の関係もないんだ。ジミー・コーティと私は常に非常に近い関係にあるけど、でも、ザ・KLFを再結成したり、どんな形にせよバック・カタログを食い物にしたりする計画はないんだよ」
ザ・KLFは新たにポスターの画像を投稿し、今年の8月23日の0時23分から8月27日の23時23分まで「リバプール中で『2023:ア・トリロジー』の要素が初公開される」としている。ザ・KLFは今年の8月23日に『2023:ア・トリロジー』と題された書籍をフェイバー&フェイバー社から出版することを先月明らかにしている。
#2023#JAMs#Liverpool pic.twitter.com/DYF4Q00w63
— official (@K2PLANTHIRE) 2017年3月6日
書籍の詳細は明らかになっていないが、出版元であるフェイバー&フェイバー社は概要として以下のテキストを掲載している。
「長き時代にわたって、あらゆる大陸を超えて、世代から世代へと、The JAMsは同じ物語を形を変えて語ってきた。世界終末の物語、すなわち最後の章の物語だ。しかし、時に霞んでしまうこともあったとしても、そこには一つの希望があった。
このトリロジーに収録されるのは最新の物語である。近年にわたって著された本作では、近未来を舞台にしたユートピアの様相を呈したドラマが描かれている。読む際はくれぐれもご注意を」
ザ・KLFは多くの評価を受けることになった4枚のアルバムをリリースした後、1992年に解散している。この年のブリット・アウォーズのアフターパーティーでダミーのマシンガンを発泡し、羊の死体を放置した後、彼らはすべてのバック・カタログを一度廃盤としている。
ビル・ドラモンドとジミー・コーティはその後、Kファンデーションとして活動し、1994年には100万ポンドを燃やし、ドキュメンタリー作品『ウォッチ・ザ・Kファンデーション・バーン・ア・ミリオン・クウィッド』を制作している。
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