フロリダ州でニッケルバックのドラマーのダニエル・アデアを騙って2万5千ドル(約280万円)ものマイクや音楽機器を購入しようとしたカドで男が逮捕されている。
地元の報道によれば、フロリダ州ポートセントルーシー警察署はダニエル・アデアの名を騙って「オーストリアのウィーンにある会社からドラムのパーツを不正に購入しようとした」疑いで45歳のリー・ハワード・ケーニッヒを逮捕したという。購入しようとしたものには「マイクも何点か含まれていた」と報じられている。
リー・ハワード・ケーニッヒの情報については明らかになっていないが、販売元がニッケルバックのダニエル・アデア本人に注文を確認した際に疑惑が浮上したとのことで、ダニエル・アデアとそのチームがフロリダ州の購入者住所を当たったところ、ダニエル・アデアのものと同じドラムセットを持つリー・ハワード・ケーニッヒに辿り着いたのという。
リー・ハワード・ケーニッヒは「ミスター・ウーキー」名義でのフェイスブックページも運営していると見られており、そこでは「数々の受賞歴とマルチ・プラチナムのセールスを記録しているソニー/エピック・レコードのセッション&ツアー・ドラマー」と自称し、「ビーチ・ボーイズ、バーティ・ヒギンズ、リック・デリンジャー、ビリー・ジョエル、ティト・プエンテ、サタデー・ナイト・ライヴ・バンドといったミュージシャンとツアーを回った」と騙っているほか、1771年生まれで、「自分にケンカを売らない人々」を興味のあるものに挙げている。
警察は現地時間2月28日にリー・ハワード・ケーニッヒを逮捕したことを発表し、警察によれば、彼は「アデアに謝罪文を書きたい」と供述しているという。また、『ニューヨーク・デイリー・ニュース』によれば、5万ドルの詐欺を企てた疑いでリー・ハワード・ケーニッヒには以前にも2年の禁固刑が言い渡されていたという。
広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.