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U2は1991年発表の『アクトン・ベイビー』収録の名曲について盗作したと訴えられたことが報じられている。

イギリス人ギタリストのポール・ローズは現地時間2月27日にニューヨークで訴訟を申し立てたという。それによれば、『アクトン・ベイビー』のリード・シングルで全英1位を記録した“The Fly”で彼の曲“Nae Slappin”の要素が使用されているという。

『ニューヨーク・ポスト』紙によれば、ポール・ローズは自身のデモ音源をレコーディング・スタジオの取締役に渡しており、それでU2が音源を聴くことになったと主張している。彼は500万ドル(約5億6500万円)の賠償とソングライティング・クレジットを求めているという。

現時点でU2やアイランド・レコーズはこの訴訟についてのコメントを発表していない。

それぞれの楽曲はこちらから。

U2については先日、ステージ・デザイナーを長年にわたって務めているウィリー・ウィリアムスが、来たる『ヨシュア・トゥリー』30周年記念ツアーがどんなものになるか、スタッフとしての見解を語っている。

バンドは先日『ヨシュア・トゥリー』の30周年ツアーの日程を発表しており、ヨーロッパではノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズがサポート・アクトを務めることが決定している。北米ツアーではマムフォード・アンド・サンズ、ザ・ルミニアーズ、ワンリパブリックがサポート・アクトを務める。

ウィリー・ウィリアムスは、バンドがどのような曲順であの名作を演奏するのか、それもまだ分かっていないと語っている。

彼は米『ローリング・ストーン』誌に次のように語っている。「あのアルバムが1時間しかないことは知っているわけだからね。ライヴはもっと長さが必要なわけで、ライヴのどこに配置するのか、どうやってうまくい機能させるのか、アルバムを連続で演奏するのか、他のアルバムからの曲も散らしていくのか、これらすべてを今決めているところなんだ。正直言ってね」

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