Paul Brown

Photo: Paul Brown

モトリー・クルーのヴォーカリストであるヴィンス・ニールは、モトリー・クルーの最後を飾る「ファイナル・ツアー」が年内まで残っているにもかかわらず、音源を作ることはやめないと語っている。

彼らの拠点であるカリフォルニア州のオークランドのプレスに語ったところによれば、ヴィンス・ニールはレコーディングを行う可能性についてのプランを語ったという。

「俺たちは一度も解散するとは言ってない。もうこれ以上ツアーをしないと言っただけだ。俺たちは必ず次の音源を一緒に作ると思う。だけど、今は今年のツアーをやることに集中しているし、華々しく終わりたいよね」

バンドは今年行われているツアーが最後になるという契約に法的にサインしている。追加公演として今年の大晦日にロサンゼルスのステイプル・センターで行われる公演もそこに含まれている。ニッキ・シックスはツアーを始める際に「金のためであって音楽のためではない」と述べている。

しかし、それに続いて、いくつかのリリースが予定されていて、最後のライヴの映像商品や、2001年に出版されたバンドの自伝の映像化などが決まっている。モトリー・クルーに新たなレコーディングを行ったり、更なるアルバムを出す権利があるかどうかは不明で、2008年の『セインツ・オブ・ロスアンゼルス』が最後のスタジオ・アルバムとなっており。2009年には『グレイテスト・ヒッツ』をリリースしている。

モトリー・クルーの最後のツアーでサポートを務めたアリス・クーパーは、冗談で最後のライヴでは俺のギロチンを持ってこようかと語っている。

モトリー・クルーの残りのツアー日程は以下の通り。

Newcastle Metro Radio Arena (November 2)
Manchester Arena (3)
Birmingham Genting Arena (4)
London Wembley Arena (6)

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