プリンスのバックカタログが早ければ来月にもアップル・ミュージックとスポティファイで配信される可能性があることが明らかになっている。
約2年間にわたって一部の作品を除いてプリンスのバックカタログが配信されているのはジェイ・Zが所有するタイダルのみとなっている。しかし、タイダルの独占配信は現地時間2月12日に開催されるグラミー賞授賞式に合わせて終わりを迎えるかもしれないという。
米『ビルボード』誌によれば、プリンスの遺産管理財団は他のストリーミング・サービスにおけるプリンスの楽曲配信をめぐる契約に近付いているとされ、グラミー賞授賞式でのプリンス追悼パフォーマンス「ザ・パープル・ワン」に合わせて楽曲配信が発表される可能性が高いと報じられている。また米『ビルボード』誌の情報筋は、そのパフォーマンスについてザ・ウィークエンド、リアーナ、ブルーノ・マーズらが打診されていると語っている。
また、スポティファイは、紫色の背景にスポティファイのロゴを入れた街頭広告をマンハッタン市内に掲示しており、プリンスの楽曲が公開されることを示唆するものと見られている。
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「ピッチフォーク」は、プリンスの楽曲について「まもなく」アップル・ミュージックでも公開されると報じられている。
プリンスの遺産管理財団は昨年11月にプリンスの全カタログ楽曲の出版権についてユニバーサル・ミュージック・パブリッシングと契約を結んでおり、より広くプリンスの楽曲がストリーミングされるための準備を進めている。
プリンスは2015年にタイダルと契約を結んでおり、それ以降タイダルは数多くのプリンスの楽曲を独占的にストリーミング配信してきている。しかし、昨年プリンスの管理財団は『ヒット・アンド・ラン フェーズ・ワン&ツー』を配信する権利は取得しているが、他の15枚のアルバムに対しては許可していないとしてタイダルを告訴している。
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