U2のベーシストであるアダム・クレイトンは今年行われる『ヨシュア・トゥリー』の30周年ツアーで新曲を披露する可能性があることを明かしている。
バンドは先日『ヨシュア・トゥリー』の30周年ツアーの日程を発表しており、ヨーロッパではノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズがサポート・アクトを務めることが決定している。北米ツアーではマムフォード・アンド・サンズ、ザ・ルミニアーズ、ワンリパブリックがサポート・アクトを務める。
米『ローリング・ストーン』誌にアダム・クレイトンはツアーで次のアルバム『ソングス・オブ・エクスペリエンス』からの新曲を演奏することを計画していると語っている。
「ライヴの一部で『ソングス・オブ・エクスペリエンス』からの曲を演奏するというのをすごく願ってたんだ。おそらく1〜2曲だろうけどね」と彼は語っている。
「でも、言っておくと、やっぱり今回のライヴの流れも見ていかなくちゃならないし、スタジアムやこの文脈の中で『ソングス・オブ・エクスペリエンス』の曲が機能するかどうかも把握しなくちゃいけないからね。でも、新作からの曲をそこで見せたいと思ってるよ。アルバムが出る前にみんなが新曲に触れてくれるのを見たいよね」
いつ新作がリリースされるのかについてもアダム・クレイトンは更なる情報を明かしている。「僕ら全員、今年の終わりにすべきだと感じてるんだ。なにがしかスケジュールみたいなものがあるわけじゃないけどね。今年の後半にアルバムに立ち返って、最後に磨きをかけて、仕上げるつもりだよ。まあ、しっかりやっていくことになると思うけどね」
「『ヨシュア・トゥリー』のライヴをやることにしたのは、時間が必要だったからじゃないんだ。もうある程度、大丈夫だからやることにしたんだ。これで今年を通してアルバムに取り組めるわけだからね。いろいろ形を整えたいんだよね。外に出て、『ヨシュア・トゥリー』の曲をやるのは楽しくなると思うんだ。そして、『ヨシュア・トゥリー』の曲をこうして夏に演奏することが必ずや新作を仕上げるときに、最終的にどんなアルバムになるかという点で影響を与えることになると思うんだ」
U2の『ヨシュア・トゥリー』30周年ツアーは先日、ロンドンローマ、パリ、アムステルダムで追加公演が行われることが発表されている。
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