ザ・キラーズは、ロンドンのハイド・パークで行われるブリティッシュ・サマー・タイムにヘッドライナーとして出演することが発表された最新のアーティストとなっている。合わせてサポート・アクトのラインナップも発表されている。
ザ・キラーズは7月8日にバークレイカード協賛のブリティッシュ・サマー・タイムのヘッドライナーを務めることが発表されており、エルボー、ティアーズ・フォー・フィアーズ、ホワイト・ライズらが出演することも発表されている。
ティアーズ・フォー・フィアーズはザ・キラーズに影響を与えただけでなく、ロンドンでのライヴは12年ぶりとなっており、今回のコンサートは非常に貴重な機会となっている。
ザ・キラーズは、ジャスティン・ビーバー、フィル・コリンズ、グリーン・デイ、キングス・オブ・レオン、トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズといった、今夏ブリティッシュ・サマー・タイムのヘッドライナーを務めるアーティストに加わっている。
ザ・キラーズは昨年9月に待望となる通算5作目のアルバムに着手しており、ラスベガス、サンディエゴ、ロサンゼルスなどでU2の『ヨシュア・トゥリー』のプロデューサーを手掛けたジャックナイフ・リーを迎えて制作を行っている。先日バンドは『Q』誌に新作の進行状況やサウンドについての情報を明かしている。
「これまでで最もヘヴィさを感じる瞬間があったりしてね。まあ、僕らは世界中で一番ヘヴィなバンドって訳じゃないけど、これまでの経験から巧みさを持った曲になると思うよ」と、フロントマンのブランドン・フラワーズは語っている。「それに本当に美しい部分もあるんだ。歌詞とか、本当に身につまされるような内容なんだよね」
新曲やタイトルについてブランドン・フラワーズは次のように続けている。「“Rut”って曲があって、この曲については僕らはかなり興奮してる感じなんだ。他にも“Run For Cover”って曲があって、これは『デイ&エイジ』から着想を得たものなんだけどね。まあ8年も経つけどね。あのアルバムはスチュアート・プライスと始めて、彼の印が残っているけど、8年後に別のプロデューサーとやってても、その影響というのは漏れ出してくるものなんだ」
「僕は歌詞をはっきり分かるようなものにしないけど、今回はちょっとそうしてみようと思ってるんだ。“Run For Cover”は、(このアルバムの)いい見本になってるよ」
さらにブランドン・フラワーズは次のように続けている。「“Tyson Vs Douglas”(1990年のマイク・タイソンとバスター・ダグラスのボクシングの試合から取られたタイトル)っていう曲もあるんだ。どうしたことか、僕はあのことについてずっと考えていて、最終的に曲の中で取り組むことにしたんだ。僕自身のヒーローを捨て去ることの意味、その後に起こるいろいろなこととかにね」
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