LAURA PALMER/NME

Photo: LAURA PALMER/NME

ハイムは、2013年発表のアルバム『デイズ・アー・ゴーン』に続く待望のセカンド・アルバムについて、どんな作品になるか、更なる情報を明かしている。

元々は2016年の秋にリリースが予定されていた新作だが、2017年の夏まで延期されている。ハイムは昨年『エンタテインメント・ウィークリー』に対して次のように語っている。「私たちはすべての曲を書いて、すべて演奏して、プロデュースするのにも全編加わったのね。それはものすごく時間のかかる作業だし、100%好きって思えないものがアルバムに入るのを一切許していないからなの」

今回、ハイムは『Q』誌に対して新作アルバムが「古典的なソングライティングだけど、モダンで、刺激的で、怖いものなどない」作品になるとし、“Nothing’s Wrong”や“Give Me Just A Little Of Your Love”といった曲名も明らかにしている。

さらにハイムは昨年亡くなったプリンスの与えた影響についても語っている。「プリンスが亡くなったことは本当に辛いことで、彼は私にとってなくてはならない人だったの」とベーシストのエスティ・ハイムは語っている。「だから、彼のすべてのマジカルなレコードから、カタルシスを与えてくれる神秘を見つけ直してたの」

さらに、エスティ・ハイムはバンドの完璧主義や、なぜアルバムの完成まで長い時間がかかったのかについて説明し、次のように語っている。「私たちは全部曲を書いて、全部自分たちで制作をしているの。私たちにはメールで曲を送ってくるような作曲者なんていなかったからね」

このアルバムには元ヴァンパイア・ウィークエンドのメンバー、ロスタム・バトマングリや、『デイズ・アー・ゴーン』にも参加したプロデューサー、アリエル・レヒトシェイドも参加している。

また、ハイムは今後のフェスへの出演予定について大きなヒントを明かし、グラストンベリー・フェスティバルを運営するエミリー・イーヴィスと会話を持ったことについて「イギリスに戻るのが待ちきれない! グラストンベリー! すごくやりたいわ!」と語っている。さらに「私たちとしては、行く準備はできてるの。どこでもね。そして一度始まったら? もう止められないわ! これまでみたいにね」

ハイムは2016年に新作に収録される楽曲をいくつか公開しているが、その後アルバムの制作に専念するためツアーをキャンセルしている。

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