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元イエスのキーボーディストであるリック・ウェイクマンは、デヴィッド・ボウイの楽曲”Oh! You Pretty Things”で自身がピアノを弾いていたことを明かしている。

リック・ウェイクマンは1971年発表のデヴィッド・ボウイのアルバム『ハンキー・ドリー』では”Changes”と”Life On Mars?”でピアニストとして参加したことがクレジットされているが、今回、”Oh! You Pretty Young Things”にもピアニストとして参加していたことを明らかにしている。

BBCラジオ5でダニー・ベイカーの番組に出演したリック・ウェイクマンは次のように語っている。「あれ(を弾いているの)は僕なんだ。デヴィッド(・ボウイ)は至極シンプルにしようとしていたんだけど、いざ僕がパートを覚えたってなると、彼は細かいリフをボツにし続けてね。デヴィッドが一部を担当して、そのほかは僕だよ。彼は最初のパートをやったんだ」

先日1月8日のデヴィッド・ボウイ70歳の誕生日に行われた特別追悼コンサートで、リック・ウェイクマンは”Space Oddity”のピアノ・アレンジ・ヴァージョンを披露している。

リック・ウェイクマンによる”Space Oddity”の映像はこちらから。

このバージョンは、先日リック・ウェイクマンがリリースした、自身がキャリアを通じて演奏した楽曲を集めたアルバム『ピアノ・ポートレイツ』に収録されていいる。

リック・ウェイクマンは昨年、デヴィッド・ボウイが亡くなったことを受けて”Life on Mars?”のピアノ・アレンジを披露している。

また、リック・ウェイクマンは、現メンバーであるアラン・ホワイトとスティーヴ・ハウに加え、亡くなった結成メンバーであるベーシストのクリス・スクワイア、元メンバーでシンガーのジョン・アンダーソン、ドラマーのビル・ブラッフォード、キーボーディストのトニー・ケイとリック・ウェイクマン、ギターのトレヴァー・ラビンと共にイエスで今年のロックの殿堂入りを果たすことになっている。

「僕らや、これまでバンドの歴史に携わってきた人たちにとってこの上ない名誉なことです」スティーヴ・ハウは語っている。「数十年に渡って情熱的に、僕らが旗を揚げ続けるのをサポートしてくれたすべてのファンに感謝します。殿堂入りをずっと熱望してくれていたのはファンの方々でした。ファンの声が届いたのです」

2パック、パール・ジャム、イエス、ジャーニー、エレクトリック・ライト・オーケストラ、ジョーン・バエズが2017年にロックの殿堂入りを果たすことが発表されている。

一方、ナイル・ロジャースは音楽的卓越性についての賞を受賞することも発表されている。

授賞式は来年の4月7日にクリーヴランドにあるロックの殿堂で行われる。

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