グリーン・デイはキング牧師記念日を記念して、“Troubled Times”の新たなミュージック・ビデオを公開している。
最新作『レボリューション・レディオ』収録のこの曲のビデオは次期大統領のドナルド・トランプを見据えたものとなっていて、公民権運動を率いたキング牧師を讃えるものとなっている。
バンドは昨年10月に通算12作目となる『レボリューション・レディオ』をリリースしており、今年ヨーロッパと北米のツアーを行う予定となっている。
フロントマンのビリー・ジョー・アームストロングは、ドナルド・トランプの大統領選挙勝利を受けて「まるで家族の誰かが亡くなったかのよう」と語り、ドナルド・トランプが大統領でいられなくなるような「抜本的な何か」が起きてほしいと語っている。
「そうだな。今はすべてが新しい気分だね。それもかなり生々しいやつだね。でも、誰もこの状況に対する準備ができていなかったと思う。こんなにもショックや暴動を見ることになったわけで、それが物語ってるよね」とビリー・ジョー・アームストロングは『NME』に語っている。「誰もトランプが勝つなんて思っていなかったんだ。だから。みんなどうかしたかのように恐れているんだよ。自分たちの声が届かなかったから、自暴自棄になってると思うんだ。もう既にデモも起こってるしね。例えばニューヨークには10万人もの人々が集まったりしてさ。これからも増えていくだろうし。これが続いてくれることを願うよ」
ビリー・ジョー・アームストロングは次のように続けている。「たくさんの人たちが嘆き悲しんでいるよ。まるで家族の誰かが亡くなったかのようにね。今起きているのはそういう事態なんだ。恐れている時に笑えっていうのは本当に難しいことだ。コメディアンはそう言ってるけどね。ほとんどの人が恐れてるんだ。煙が晴れたら、クリエイティヴな人たちが声を上げるはずさ」
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